「気取ってる」って英語でなんて言うんだろう?
「気取ってる」って英語でパッと出てこない人も多いかも知れません。
そもそも日本語で「気取る」の意味もよくわかってないかも・・・。
念のため「気取ってる」の日本語の意味を確認しておくと、
- 偉ぶる
- いいかっこする
- 見栄っ張り
- 生意気
- 澄ます
このような感じでしょうか。
これから紹介する表現は、おおまかに言えばすべて「気取っている」の意味の英語表現です。
さらに、細かい意味やニュアンスの違いも本記事で紹介していきます。
「気取ってる」の snob
「気取ってる」は英語で、
snob
“snob” は名詞で「気取り屋」という意味。
- 天狗
- お高く止まっている
- キザな
といったニュアンスも含みます。
“snob” の前に名詞(スポーツや趣味など)をつけると「〇〇ツウを気取る」といった意味にもなる。
また “snobby” や “snobbish” のように形容詞を使うこともあります。
That girl is a fashion model snob
あの子はファッションモデル気取りだ。
John is a basketball snob. He doesn’t really know much about it.
ジョンは野球通気取りだ。野球のことあまりよく知らないくせに。
He is really snobbish.
彼はとても気取っている。
「気取ってる」の cocky
さらに「気取ってる」は英語で、
cocky
こんな風に言うこともあります。
“cocky” は名詞で、
- 偉そう
- 生意気
このように「自信過剰」の意味合いやニュアンスを含んだ表現。
“get” をつけて “get cocky” になると「調子にのる」「つけ上がる」といった意味になります。
読み方は「カーキィ」です。
Don’t get cocky!
調子にのるなよ!
Oh man, the guy over there seems really cocky. He talks down to other people around him.
うわぁ、あそこにいるアイツ偉そうだなぁ。他の人に対して上から目線だし。
「気取ってる」の pretentious
他にも「気取ってる」は英語で、
pretentious
こちらも使われることがあります。
“pretentious” は形容詞で、
- 見栄っ張り
- うぬぼれた
といった意味やニュアンスがあります。
語源は動詞の “pretend” なので「そのように見せかける」といったニュアンスも含まれます。
Don’t be pretentious!
見栄を張るなよ!(気取るなよ!)
He is the most pretentious guy I’ve ever met in my life.
彼は私が今までに出会った中で一番の見栄っ張り野郎だ。
「気取ってる」の put on airs
「気取ってる」は英語で、
put on airs
こんな英語フレーズもあります。
“put on airs” は、
- 気取る
- 鼻にかける
- 軽蔑する
といった意味やニュアンスを含んだイディオム表現。
文脈によっては「もったいぶる」という意味にもなります。
Don’t put on airs like that, please.
お願いだから、そうやって気取るのはやめて。
That woman has started putting on airs since she got married.
結婚してから、あの女性は鼻にかけた態度を取っている。
「気取っている」の英語表現 まとめ
snob
「気取り屋」という意味。「天狗」「お高く止まっている」「キザな」といったニュアンスあり。
“snob” の前に名詞(スポーツや趣味など)をつけると「〇〇通を気取る」といった意味にもなる。
cocky
「偉そう」「生意気」といった自信過剰の意味やニュアンスを含んだ表現。
“get cocky” で「調子にのる」「つけ上がる」
pretentious
「見栄っ張り」「うぬぼれた」といった意味。
“pretend” から派生しているので「そのように見せかける」といったニュアンスも含まれる。
put on airs
「気取る」「鼻にかける」「軽蔑する」といった意味やニュアンスを含んだ表現。
文脈によっては「もったいぶる」と訳されることもあり。