“I’m all thumbs.” 「私はすべて親指です。」ってなんかキモくない?笑
“I’m all thumbs!”
直訳すると「私はすべての指が親指です」となり、想像しただけでちょっと気持ち悪いですよね。
ですが、もし仮にそういう状況だったとしたら・・・?とイメージしてみると、本来の意味に意外とたどり着けそうな、そんな英語フレーズでもあります。
ということで、今回は “I’m all thumbs” の意味と使い方について見ていきます。
I’m all thumbs の意味は?
“I’m all thumbs” は、
私は不器用だ
こんな意味があります。
“I’m all thumbs” の発音
“thumb” の意味は「親指」です。
「親指」は他の指に比べると動きが鈍く、どこか不器用な感じがありませんか?
そこから派生して、 “I’m all thumbs” は「すべての指が親指 = 不器用」ということになりました。
一時的に不器用であるときだけでなく、一定の期間でずっと不器用な状態が続いているときにも使えます。
昔、ある俳優が言った「自分、不器用ですから」という名セリフがありますが、これも “I’m all thumbs” で表現できます。なんか英語で言ってるのを想像すると、なんだか可笑しいですね。笑
“I’m all thumbs” は、下記の英語フレーズに置き換えもできます。
- I’m clumsy
- I have two left feet
- I’m (socially) awkward
“clumsy” は形容詞で「不器用な」や「ぎこちない」という意味があります。
“I have two left feet” は、今回の英語フレーズ “I’m all thumbs” と似ていますが、直訳すると「私は両足が左足だ」となり、特にダンスが下手なときに使います。
両足とも左足だと踊りづらそうですよね。
“awkward” は「気まずい」の他に、「不器用な」という意味もあります。
特に、人付き合いに対して不器用であれば「社会的に」を意味する “socially” を付けて、 “socially awkward” とすると「社会的に人付き合いが苦手」という意味、ニュアンスになります。
I’m all thumbs の使い方
今回の英語フレーズは、
主語 + be動詞 + all thumbs
このようなパターンになるため、 “I’m all thumbs” 以外にも “You are all thumbs” や “He/She is all thumbs” のように言ったりもできます。
では、 “I’m all thumbs” などの使い方を例文で見ていきましょう。
John is all thumbs. He always drops things.
ジョンは不器用だよね。いつも物を落とすんだから。
I’ve been all thumbs this week. I’ve already sent wrong emails to some co-workers since Monday.
今週はずっとどこか抜けているんだ。月曜日からもう何人か同僚に間違ったメールを送ってしまったよ。
A: Are you okay? You’ve spilled coffee and dropped your phone quite a lot.
A: 大丈夫ですか?コーヒーをこぼしたり、何回も携帯を落としたりしてるけど。
B: Well, that’s who I actually am. I’m all thumbs.
B: まあ、それが私なんですけどね。不器用なもんで。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
I’m all thumbs の英語表現 まとめ
私は不器用だ
「親指」は他の指に比べると動きが鈍く、どこか不器用なことから “I’m all thumbs” 「すべての指が親指 = 不器用」となった。
一時的に不器用なとき、一定の期間ずっと不器用な状態が続いているとき、どちらも使える。
下記に置き換えも可。
- I’m clumsy
- I have two left feet
- I’m (socially) awkward