最近、オンラインストアが増えているけど、「実店舗」って英語でなんて言うの?
買い物するときは、オンライン?実際のお店?
時代とともにオンラインで購入することも多くなっていると思いますが、「実在する店舗(実店舗)」に行くこともまだまだ多いでしょう。
個人的には、服、靴などはお店で直接見てから買いたいって思う派ですね。特にサイズとか難しくないですか?
ということで、今回はオンラインストア(online store)と対比して使われる「実店舗」の英語フレーズと使い方について紹介します。
「実店舗」は英語で?
「実店舗」は、
- brick and mortar store
- bricks and mortar store
このように表現します。
“brick and mortar store” の発音
“bricks and mortar store” の発音
“brick(s) and mortar store” ですが、 “brick” と “bricks” どちらでもOKです。ただ、 “brick” の方が使われる頻度は高めですね。
「 “brick” や “mortar” ってなんぞや??」と思った人もいるかもしれませんが、それぞれこんな意味があります。
- brick(s):レンガ。泥や粘土を入れて焼き固めた建築材料。
- mortar:モルタル。セメントに水・砂を混ぜ合わせて作る建築材料。
「モルタル」が聞き慣れないと思いますが、左官職人の方がコテを使って塗り付けてるのを見たことありませんか?あれが「モルタル」です。
日本語で「レンガ」と「モルタル」は、どちらも家や建物を作るときに使われる材料。
つまり、 “brick(s) and mortar store” は「レンガとモルタルによって作られたお店」ということになり、そこから「実店舗」を指す英語フレーズとなりました。
今では、実際にレンガやモルタルによって店舗が作られていなくても、“brick(s) and mortar store” の表現はそのまま使われています。
“brick(s) and mortar store” は以下の英語フレーズに言い換えることもできます。
- physical store
- actual store
- real store
“physical” は「体の」「肉体の」の他に、「物理的な」や「現実の」といった意味もあります。
「物理的に存在するお店」となるため、 “physical store” で「実店舗」のことを指すのはイメージできると思います。この表現はよく見かけますね。
また、 “actual” は「実際の」、 “real” は日本語でも使われるように「リアル」「実在の」という意味なので、これらも「実店舗」を指す表現に使われます。
“real store” や “real shop” といった言い方は、上記3つの中では使われる機会はやや少なめですね。
「実店舗」の英語表現の使い方
では、「実店舗」の意味で使う英語フレーズの使い方を例文で見ていきます。
I tend to go to brick and mortar stores when I buy clothes.
服を買うときは実店舗に行くことが多い。
A lot of brick and mortar stores are having a hard time competing with the online retailers.
多くの実店舗がオンラインショップとの競争に苦戦している。
A: How often do you shop online?
A: どれぐらいネットでショッピングする?
B: I used to go to brick and mortar stores quite a lot, but I’ve been doing some shopping online nowadays.
B: 前は実店舗に行くことが多かったけど、最近はネットで買い物をすることもあるね。
こんな他の表現はいかがでしょうか?↓
「実店舗」の意味と使い方 まとめ
- brick and mortar store
- bricks and mortar store
“brick” と “bricks” はどちらでもOK。 “brick” の方が使われる頻度は高め。
- physical store
- actual store
- real store