「先着順」や「早い者勝ち」って英語でなんて言うの?
何か買い物をするとき、申し込みをするときに「先着順」や「早い者勝ち」の場合があります。
「人より先に行動を起こした者が利益を得る」といった意味で、それを英語にしたのが今回の英語フレーズです。
…と言われてもすぐにパッと出てこないよ!と思う人もいるかもしれませんが、大丈夫!
今回は「先着順」や「早い者勝ち」の英語表現や使い方についてお届けします。
「先着順」や「早い者勝ち」は英語で?
「先着順」や「早い者勝ち」の意味で使える英語は、
first come, first served
このように表現します。場合にもよっては、 “on first come, first served basis” と言ったりもします。
「最初に来る(= first come)」と「先に提供される(= first served) 」となるため、「先着順」や「早い者勝ち」の日本語の意味を考えるとそのまま。ですが、知らないとなかなか出てこない表現です。
上記の「最初に来る」は、対象となる物事が「先着〇〇名」のように1つ以上の場合は、「早く来る」のニュアンスに近い感じになります。
オーストラリアのホテルで働いていた頃、古くなった食材を従業員が持って帰っていいときがあり、そのときも “first come, first served” が使われていました。
他にも、「先着順」や「早い者勝ち」の意味で使われる英語フレーズがあります。
in order of arrival
こちらは、先ほどの “first come, first served” よりもやや固い表現で、主にビジネスの場面で使われることの方が多め。
たとえば、 “Customers will be served in order of arrival.” で「お客様は先着順になります。」 といった意味になります。
では、「先着順」や「早い者勝ち」とは逆に、「抽選」はどうやって表現するでしょうか?
いくつか表現がありますが、比較的よく使われる英語フレーズをザッと挙げておきます。
- win the lottery
- draw a winning ticket
- hit the jackpot
“hit the jackpot” は「大当たりする」の意味で使われます。
「先着順」や「早い者勝ち」の英語表現の使い方
では、「先着順」や「早い者勝ち」の意味である “first come, first served” の使い方を例文で見ていきましょう。
Tickets are first come, first served.
チケットは早い者勝ちです。
Free coupons will be given out on a first come, first served basis.
無料クーポンは先着順にお渡しします。
A: The limited edition of Air Jordan is going to release tomorrow. It’s first come, first served.
A: エア・ジョーダンの限定モデルが明日発売。先着順だってね。
B: I hope we can get it though. Let’s keep our fingers crossed.
B: 手に入れられるといいけどね。うまくいくように祈ろう。
「先着順」や「早い者勝ち」の英語表現 まとめ
- first come, first served
“first come, first served” の方がよく使われる。
「最初に来る(= first come)」と「先に提供される(= first served) 」となるため、「先着順」や「早い者勝ち」の日本語の意味を考えるとそのまま。
“in order of arrival” も「先着順」や「早い者勝ち」の意味だが、やや固い表現でビジネス向き。