“come across ~” と “come across as ~” って意味違うの!?
そんな疑問に答えていきます。
“come” は「来る」という意味ですが、 “across” が後ろにつくと「〜横切ってくる」という意味になるため、「橋を渡る」や「道を横切る」といったときに使うと覚えているかもしれません。
でも、ネイティブはそれ以外の意味で使っていることも多いです。
また、 “as” が後ろにつく “come across as ~” という表現もあり、 “come across ~” との意味の違いも押さえておくといいでしょう。
ということで “come across ~” と “come across as ~” の意味と使い方も合わせて紹介していきます。
come across の意味
“come across” の意味は、
- 〜に(偶然)出くわす
- 〜を(偶然)見つける
- 〜という印象を与える
思いがけず「出くわす」、ふとした時に「見つける」など、想定していない状況で何かに出くわしたときに使えます。
「偶然に」って感覚がありますね。
他にも、「〜という印象を与える」という意味もあります。
良くも悪くも想定しない形で他人にどういう人物であるかの印象を与える、といった感じなので「偶然出くわす・見つける」と近いニュアンスになります。
come across の使い方
では、 “come across” の使い方です。
He came across some of his wife’s old photos in the drawer.
彼は引き出しから妻の昔の写真をたまたま見つけた。
She comes across really well on TV.
彼女はテレビでとてもいい印象だ。
A: Hey, what’s up?
A: よぉ、元気?
B: Not much. I just came across my college friend on my way here.
B: 特に何もないよ。ただ大学の友達とバッタリ会ったんだ。
come across as の意味
“come across as” の意味は、
- 〜のように見える
- 〜という印象を与える
先ほどの “come across” にも「〜という印象を与える」という意味がありますが、同じ意味です。
“as” が付いていることで「〜のような・〜のように」という意味が加わる感じ。 “as” は “like” に置き換えて使うこともできます。
人や物の『第一印象』を伝えるときにも使われる表現です。
come across as の使い方
では、 “come across as ~” の使い方です。
He came across as a kind of difficult person.
彼はなんとなく難しいそうな印象だった。
Monica came across as arrogant when I first met her.
初めて会ったとき、モニカは横柄な人だと思った。
My boss came across as cold, but he’s actually a good person.
私の上司は冷たそうに見えたけど、実際にはとてもいい人だった。
A: I had a date with Ross last night. He came across like funny and friendly guy.
A: 昨夜、ロスとデートしたんだ。彼は面白くてフレンドリーだったように見えたよ。
B: I’ve met him once before, but he came across as a quiet person.
B: 以前、一度会ったことあるけど、物静かな印象だったけどな。
come across の英語表現 まとめ
- come across
- 〜に(偶然)出くわす
- 〜を(偶然)見つける
- 〜という印象を与える
- come across as
- 〜のように見える
- 〜といった印象を与える