入国に関する「水際対策」って英語でなんて言うの?
世界で感染症が流行るとよく耳にする「水際対策」。
ついに、日本の水際対策が大幅に緩和されることになりました。
コロナ禍前に戻るのは、約2年半ぶりだそうですね。
今後、日本にも世界からの観光客が戻ってきて、以前のような活気が戻りそうですね。
ということで、今回は「水際対策」の英語フレーズと、「水際対策を緩和する」の表現について紹介していきます。
「水際対策」は英語で?
「水際対策」は英語で、
- border measures
- border control
このように表現します。
“border measures” の発音
“border control” の発音
“border measures/control” で使われている単語を確認してみます。
- border:境界、境目、国境
- measures:対策、手段、措置
- control:管理、規制
日本語に「ボーダーライン」という言葉がありますが、 “border” には「境界」や「境目」だけでなく、「国境」という意味もあります。
“measure” や “control” は、どちらも「対策」や「手段」「規制」といった意味で、およそ同じ意味。
そのまま組み合わせると “border measures” や “border control” は「国境対策」や「国境規制」となるため、日本語の「水際対策」の意味になるわけですね。
“border control measures” という組み合わせで使われることもあります。
ちなみに、 “measures” は加算名詞なので複数形になってますが、 “control” は基本的には不加算名詞で使われるため “s” をつけずに使うことが多いです。( 場合によっては “s” を使うこともあり)
“measures” は「対策・手段」で『具体的なイメージ』 = 数えられる名詞(加算名詞)
“control” は「管理・規制」で『抽象的なイメージ』 = 数えられない名詞(不加算名詞)
ちなみに、「水際対策を緩和する」と言いたいときは、
- ease border measures/control
- relax border measures/control
“ease” や “relax” には動詞で「和らげる」や「緩和する」といった意味があります。
“ease” は主に名詞・動詞で使われますが、この単語が形容詞になったのが “easy” です。(←これ、意外と知らない人多いんです)
もし、「水際対策の緩和」と名詞で言いたければ、 “The easing of border measures/control” や “The relaxation of border measures/control” となります。
「水際対策」の英語表現の使い方
では、「水際対策」を意味する英語フレーズの使い方を例文で見ていきましょう。
The government decided to ease border measures.
政府は水際対策の緩和を決定した。
I hope that the easing of border controls will have a positive impact on our economy.
水際対策の緩和が私たちの経済に良い影響を与えることを期待してます。
A: Did you know that Japan relaxed border measures from this week?
A: 今週から日本の水際対策が緩和されたって知ってる?
B: Oh seriously? That’s fantastic! I can’t wait to go to Japan anytime soon!
B: え、マジ?それ最高じゃん! 早く日本に行きたい!
その他の表現はいかがでしょうか?↓
「水際対策」の英語表現 まとめ
- border measures
- border control
“border” には「境界」や「境目」だけでなく、「国境」という意味もある。
“measures” は加算名詞、 “control” は不加算名詞で使われる( 場合によっては “s” を使うこともあり)
ちなみに、「水際対策を緩和する」と言いたいときは、
- ease border measures/control
- relax border measures/control