“a dime a dozen” ってどんな意味?
“Movies like that is a dime a dozen”
この文章は、どんなことを言っているでしょう?
この英語フレーズでポイントとなるのが、 “a dime” と “a dozen” の意味。
“dime” は「1ダイム(10セント)」、 “a dozen” は「1ダース」のことですが、この2つがどういう関係を表しているのでしょうか。
ネイティブが使う “a dime a dozen” というイディオム表現について見ていきましょう。
a dime a dozen の意味は?
“a dime a dozen” は、
- ありふれたこと・もの
- よくあること・もの
こんな意味があります。
“a dime a dozen” の発音
“a dime a dozen“ は直訳すると「1ダイム(10セント)で1ダース」です。
「1ダイム(10セント)」は日本円で換算すると、およそ9〜14円ほど。
10セントで12個も買えるようなもの、から転じて「ありふれたこと・もの」や「よくあること・もの」「とても安く、いつでも手に入るもの」という意味で使われます。
どこでも手に入るので、「特に価値のないもの」というニュアンスもあります。
英英辞典を見てみると、
to be common and/or of very little value:
Cambridge Dictionary
「ありふれていて、かつ(または)ほとんど価値のない」とあります。
ちなみに、 “a dime a dozen” と同じような意味で使える英語フレーズがあります。
- ten a penny
- two a penny
“ten a penny” や “two a penny” は、どちらも「ありふれた」や「どこにでもある」という意味があり、特にイギリス英語で使われます。
“penny” は「ペニー(1ポンドの100分の1)」のことで、アメリカ貨幣の “cent” 「セント」と同じです。
“ten a penny” や “two a penny” と “a dime a dozen” は同じような使われ方の表現ですね!
a dime a dozen の使い方
では、 “a dime a dozen” の使い方を例文で見ていきましょう。
Movies like that is a dime a dozen.
このような映画はよくある。
I feel like this kind of music is almost the same to me. It’s a dime a dozen.
この手の音楽はほとんど同じように私には感じる。よくあるやつだよ。
Smartwatches are a dime a dozen nowadays. You can get cheap ones anywhere online.
最近スマートウォッチはたくさんある。安いものはネットでどこでも手に入るよ。
こんな他の表現はいかがでしょうか?↓
a dime a dozen の英語表現 まとめ
- ありふれたこと・もの
- よくあること・もの
“a dime a dozen“ は直訳すると「1ダイム(10セント)で1ダース」という意味。
10セントで12個も買えるようなもの、から転じて「ありふれたこと・もの」や「よくあること・もの」「安くていつでも手に入るもの」という意味があります。
- ten a penny
- two a penny