“bust one’s ass” ってどんなときに使えばいいの?
“I’m busting my ass every day.”
僕がオーストラリアにいたとき、海外の友人がこんな風に言っていたときがあります。
今回は、この文章で使われている “bust one’s ass” について紹介します。
学校ではまず習わない表現ですが、ネイティブはとてもよく使うフレーズなので、知らない人はぜひ覚えておいて頂きたい表現。
使い方に気をつける点が少しあるので、そのあたりも含めて詳しい内容を見ていきましょう!
bust one’s ass の意味は?
“bust one’s ass” は、
- 必死に頑張る
- 懸命に努力する
こんな意味があります。
“bust one’s ass” の発音
“bust” は「胸」という意味がありますが、他にも動詞で「〜を破裂させる」や「〜を壊す」という意味もある単語。
“ass” は日本語の「ケツ」の意味で、「お尻」のインフォーマル表現として、特にアメリカでよく使われます。
つまり、直訳すると “bust one’s ass” は「〜のケツを壊す」といった感じになりますが、これで「懸命に努力する」や「身を粉にして働く」といった意味で使われます。
なぜ「お尻」なのかはわかりませんが、お尻が壊れてしまうほどなので、かなりのハードワークなんでしょうね・・・笑
“work hard” と同じ意味ですが、より必死になっているニュアンスが含まれています。
ちなみに、 “ass” はあまりいい言葉として認識されていないため、使うときには注意が必要です。
具体的には、友人や家族間で使うのはありですが、目上の人やあまり親しくない人にはカジュアルすぎる印象があるため適切ではない、といった感じですね。
“bust one’s ass” を別の言葉に変えて、
- bust one’s butt
- bust one’s tail
- bust one’s balls
こんな風に言ったりもします。
“bust one’s ass” に比べると、上記2つの表現の方がベターですが、フォーマルの場ではいずれにしてもあまり適切ではないでしょう。
bust one’s ass の使い方
では、 “bust one’s ass” の使い方を例文で見ていきましょう。
I’m going to bust my ass studying for my final exams.
期末テストの勉強を必死に頑張るぞ。
We’ve been busting our butts for a week to finish this project.
このプロジェクトを終わらせるために、私たちは1週間必死で頑張っています。
A: Hey, it’s been a while! What have you been up to lately?
A: おお、久しぶり!最近どうしてる?
B: Well, I’m between jobs so I’ve been busting my ass to get a job.
B: まあ、私は求職中だから、仕事を得るために必死に頑張ってるよ。
こんな他の表現はいかがでしょうか?↓
bust one’s ass の意味と使い方 まと
- bust one’s ass
- 必死に頑張る
- 懸命に努力する
“work hard” と同じ意味だが、より必死になっているニュアンスが含まれている。
- bust one’s butt
- bust one’s tail
- bust one’s balls
友人や家族間で使うのはありだが、目上の人、あまり親しくない人に使うのはカジュアルすぎるためあまり適切ではない。