“badass” ってどういう意味?
“badass” は “bad” 「悪い」 “ass” 「お尻」が組み合わさった表現で、直訳すると「悪いお尻」。
もともとはネガティブな言葉ですが、ネイティブは最高の褒め言葉としてよく使います。
ネガティブな意味で使われていたのに、逆に褒め言葉や強調した意味として使われるようになった英語表現は他にも “so bad” などがありますが、 “badass” も同じ。
ということで、今回は、 “badass” の意味や使い方について見ていくことにしましょう。
badass の意味は?
“badass” は、
- カッコいい
- すごく良い
こんな意味があります。読み方は「バダァス」といった感じ。
“badass” には「悪い」を通り越して、「カッコいい」や「とても良い」ときに使われる表現。
文脈によっては “cool” や “awesome” 、”confident” や “amazing” のように “badass” にはそういった言葉が入り混ざっている感覚があります。
厳密には “badass” に100%置き換えられる日本語は存在しないですね。
また、 “badass” は人に対してだけでなく、物にも使うことができます。
たとえば、友人がカッコいい時計を購入した時に “That’s badass watch!” 「それ、めっちゃカッコいい時計じゃん!」のように使うことができます。
“badass” を人に使うときは、上記の意味から派生して色々な意味を持ちます。
- 腕のいい人
- 才能のある人
- 自信のある人
- 強気な人
- タフな人
- 堂々としている人
- 周りに惑わされずに我が道を行く人
こういった人に対して “badass” は使うことができます。
広い意味で「カッコいい」や「すごく良い」に通じますが、基本的に肉体的な強さだけでなく、自分に自信があったり、信念を曲げずに進んでいくような、精神的な強さがあるカッコいい人に使われるイメージです。
人によっては “badass” はイカつい感じを想像することもありますが、そればかりではありません。
多くの場合、男性に対して使われる言葉ではありませんが、女性に対しても「カッコいい」人やそういった状況であれば使われることはあります。
とはいえスラング表現なので、家族や友人など親しい間で使うなど、場面をわきまえて使うように心がけましょう。
badass の使い方
では、 “badass” の使い方を例文で見ていきましょう。
Wow, your new car is badass!
おぉ、君の新車、めっちゃカッコいいね!
I think Freddie Mercury is a total badass singer.
フレディ・マーキュリーは最高の歌手だと思う。
A: Did you watch that movie?
A: あの映画見た?
B: Yeah I did. That was badass.
B: 見たよ。ヤバかったね。
A: Who do you think is the most badass characters in Dragon Ball?
A: ドラゴンボールに登場するキャラクターの中で、最もカッコいいのは誰だと思う?
B: I think Vegeta is such a badass.
B: ベジータはめっちゃカッコいいと思うな。
badass の英語表現 まとめ
- badass
- カッコいい
- すごく良い
人にも物にも使える。
文脈によっては “cool” や “awesome” 、”confident” や “amazing” のように “badass” にはそういった言葉が入り混ざっている感覚がある。
人に使う場合、基本的に肉体的な強さだけでなく、自分に自信があったり、信念を曲げずに進んでいくような精神的な強さがあるカッコいい人に使われるイメージ。