“You’re in for a treat” ってどんな意味?
“You’re in for a treat!”
こんな風に言われたら、どんな意味だと思いますか?
見たことがある単語が並んでいると思いますが、 “in” と “for” がこのように並んでいたりすると、よくわからない!となってしまうかもしれません。
今回の英語フレーズですが、 “be in for ~” と “treat” がポイント。
実は、TOEICでも頻出の表現なので、TOEIC対策をしたい人にとっても覚えておきたい表現です。
ということで早速、 “You’re in for a treat“ について見ていきましょう!
be in for ~ の意味を押さえておく
まず、 “be in for ~” の意味ですが、
- (困難などに)直面する
- (事態などを)きっと経験するだろう
こんな意味があります。
“be in for ~“ の発音
“be in for ~“ は、なにか良くないことがもうすぐ起きそうなときに、「(困難などに)直面する」や「(事態などを)きっと経験する」といった意味で使われます。
「〜といった状況に入る」といったように、なにかの状況に巻き込まれるようなニュアンスがあります。
たとえば、 “We’re in for heavy rain this evening.” は「今夜は大雨になりそうだ。」といった意味になります。これを発言している時点では雨はまだ降っていませんが、近いうちに雨が降りそうな状況を表してます。
ちょっと近い未来を言い表すときに使えますね。
ただし、 “be in for ~“ はポジティブな意味で使うこともあります。
サプライズや楽しいことに対しても使えるので、必ずしも良くないことだけに使われるわけでもないことは、頭の片隅に入れておいてください。
You’re in for a treat の意味は?
では、ここからが本題です。
“You’re in for a treat” は、
- あなたにお楽しみが待っています
- なにか良いことがあなたに起こりますよ
こんな意味があります。
“You’re in for a treat“ の発音
“treat” は「扱う」という意味もありますが、「もてなし」や「お楽しみ」の意味もあります。
英語圏ではハロウィーンのイベントで、子どもたちが “Trick or Treat(トリック・オア・トリート)” という言葉を大人たちに使いますが、これは「お菓子をくれないと、イタズラするぞ」という意味があります。
ちなみに、ここでの “treat” は「お楽しみ = お菓子」になってますね。
先ほどの “be in for ~” から、 “You’re in for a treat“ は「あなたはごほうびに直面する」というのが直訳の意味。
そこから転じて、「お楽しみが待っているよ」という意味で使われるネイティブ表現なんです。
You’re in for a treat の使い方
では、 “You’re in for a treat“ のように、 “be in for a treat” を使った英語フレーズの使い方を例文で見ていきましょう。
They’re in for a big surprise.
彼らはとてもビックリするだろう。
You’ll be in for trouble if you don’t do what your mom tells you.
お母さんの言うとおりにしないと大変なことになるよ。
The public is in for a treat when this new restaurant opens.
この新しいレストランのオープンは、みんなにとって喜ばしいことだ。
A: Have you seen that movie that’s all over social media yet?
A: SNSで話題のあの映画、もう見た?
B: Not yet. But I’m going to see it on Friday though.
B: まだだよ。金曜日に見に行くけどね。
A: Sounds good. You’re in for a treat!
A: いいね。きっと楽しめるはずだよ!
こんな他の表現はいかがでしょうか?↓
You’re in for a treat の英語表現 まとめ
- You’re in for a treat
- あなたにお楽しみが待っています
- なにか良いことがあなたに起こりますよ
“be in for ~“ は「(困難などに)直面する」や「(事態などを)きっと経験する」といった意味。
“You’re in for a treat“ は「あなたはごほうびに直面する」というのが直訳の意味。そこから転じて、「お楽しみが待っているよ」という意味で使われるネイティブ表現。