「ワクワク・ウキウキする」は英語でなんて言うの?
これから楽しみなことが起こるときに、ワクワク・ウキウキしたり、気持ちが高ぶったりしますよね。
旅行に行く前や、大好きな歌手のライブ前など「待ちきれない!」「楽しみ!」のように興奮してる状態。
今回は、日常会話で使える「ワクワク・ウキウキする」の英語表現を6つ紹介します。
I’m excited
“I’m excited” は「ワクワク・ウキウキする」を意味するド定番の英語表現。
一般的によく使われる表現なので、英語初心者はまず覚えておくべき表現ですね。
日本語の意味はいろいろとあります。
- ワクワクする
- ウキウキする
- ドキドキする
- 楽しみ
- 待ちきれない
この「ワクワク・ウキウキする」の “excite” を『be動詞 + 過去分詞』の受け身の形で、
be excited
“be” は現在形の “is, am, are” または過去形の “was, were” などが入ります。
ちなみに “excite” は「興奮させる」「ワクワク・ウキウキさせる」という意味になりますが、使い方に注意です。
◯ It’s exciting(それはワクワクさせることだ=ワクワクする)
× I’m exciting(私は興奮させる人だ)
“I’m exciting” と言ってしまうと「自分は楽しい人・ワクワクさせる人だ」といった意味になってしまうので、相手に伝わる意味としては不自然になってしまいます。
We’re so excited to go on a trip to New York.
ニューヨーク旅行に行くのがワクワクする。
I’m excited that she is coming over.
彼女が家に来るのが待ちきれない。
Are you getting excited about your holiday?
休暇が楽しみになってきましたか?
I’m thrilled
“I’m thrilled” も定番のひとつ。
“thrill” にはもともとこんな意味があるんです。
- ゾクゾクする
- ぞっとする
- ワクワクする
- 嬉しく思う
日本語の「スリル」はこの “thrill” から来てる言葉なんですが、日本語の意味は恐怖感があるイメージ。
英語の “thrill” の意味は、恐怖感だけでなく、快感や感激といった気持ちも含まれます。
この “thrill” を『be動詞 + 過去分詞』の受け身の形で、
be thrilled
これで「ワクワクさせられている=ワクワクしている」といった意味になるんです。
I’m really thrilled to hear that.
それを聞いてうれしく思う。
A: The concert is about to start in a few minutes.
A: コンサートがあと数分で始まるね。
B: Ahh I’m thrilled! I can’t wait!
B: ああドキドキする!待ちきれないよ!
I’m pumped
“I’m pumped” は「ワクワク・ウキウキする」を意味するスラング表現。
“pump” にはこんな意味があります。
- ポンプ
- ポンプで送り込む、注入する、汲み上げる
タイヤに空気入れたり、水を汲み上げたり、ガソリンを入れたりするときに使われます。
何かの容器にものが入って行く様子から、楽しい気持ちが増えていって結果的に「ワクワク・ウキウキする」という気持ちになるようなイメージ。
テンションが上がっていくような感じですね。
なので、使い方は『be動詞 + 過去分詞』の受け身の形で、
be pumped (up)
このように使います。”up” は入れても入れなくてもどちらでもOK。
I’ve heard that there’s a personnel change next quarter. I’m so pumped about it.
次の四半期で人事異動があるらしい。めっちゃ楽しみ。
A: Ed Sheeran is coming to Japan soon.
A: エドシーランが日本にもうすぐ来るね。
B: Yeah I know! I’m really pumped!
B: そうだね!超テンション上がってる!
I’m stoked
“I’m stoked” も「ワクワク・ウキウキする」といった楽しみを表すスラング表現。
“stoked” は “excited” と “very happy” を合わせたようなワクワクした、テンションがとても高い気持ちを表す単語です。
ちなみに、元々の意味は「クスリで興奮する」で、サーファーやスケーターの間で使われていたのが一般的に浸透して使われるようになったとのこと。
この “stoke” を使って「ワクワク・ウキウキする」を表現する時は、
be stoked
このように使います。
I got a new Macbook. So stoked!
新しいマックブックを手に入れて超うれしい。
I ran into former President Obama the other day. I was so stoked.
元大統領のオバマに先日ばったり会った。超うれしかった。
I’m psyched
“I’m psyched” も「ワクワク・ウキウキする」の楽しみを伝えるスラング表現。
実はこの “psyched” の元となっている “psych” はそもそも “psychology” 「心理学」という意味の言葉を短くしたもの。
この表現は口語表現なので、主に会話の中で使われます。
また、 “psych” という単語は別の意味として使われることもあります。
うしろに “out” をつけて “psych out” (またはそのまま “psych”) は、
- 裏をかく
- 威圧する
- (相手の)自信をへし折る
このような意味があります。
こういった意味になった経緯はわかりませんが、おそらく “psychology” が人の気持ちや感情などの心理に関することなので、そういった意味に変化したのだと考えられます。
I’m going to date him tomorrow. I’m psyched! … but I’m also nervous.
明日彼とデートなんだ。超ワクワク!…でも緊張もするな。
A: We’re having a party tonight. You wanna come?
A: 今夜パーティやるんだけど、来る?
B: I do! I’m sooo psyched!
B: 行きたい!めっちゃ楽しみにしてる!
I’m fired up
“fired up” は、特に気持ちや情熱が燃え上がっているときに使う「ワクワク・ウキウキする」です。
なので、こういった日本語の意味にもなります。
- 意気込む
- 気合が入っている
- 張り切る
- やる気満々
“fire” は日本語でも使われていますが「ファイヤー = 炎」の意味。
なので、やる気でメラメラ燃えているようなイメージのワクワク・ウキウキ感を伝えるときに使うことが多めです。
ただ、一般的に「興奮する」「楽しみ」といった場面で “I’m fired up” を使っても全然問題はありません。
I’m going to play a baseball game tomorrow. I’m really fired up about it
明日野球の試合でプレイするんだ。とても楽しみでワクワクしている。
I quit a job and I will start my own business. I’m all fired up now!
仕事をやめて自分でビジネスをやるんだ。メラメラやる気に満ち溢れているぜ!
「ワクワク・ウキウキする」の表現6つ まとめ
- I’m excited
「ワクワク・ウキウキする」を意味するド定番の英語表現。
- ワクワクする
- ウキウキする
- ドキドキする
- 楽しみ
- 待ちきれない
◯ It’s exciting(それはワクワクさせることだ=ワクワクする)
× I’m exciting(私は興奮させる人だ)
- I’m thrilled
日本語の「スリル」はこの “thrill” から来てる言葉だが、英語の “thrill” は恐怖感だけでなく、快感や感激といった気持ちも含まれる。
- ゾクゾクする
- ぞっとする
- ワクワクする
- 嬉しく思う
- I’m pumped
容器などにものが入って行く様子から、楽しい気持ちが増えていくような「ワクワク・ウキウキする」という気持ちになるイメージ。
“pump” はタイヤに空気入れたり、水を汲み上げたり、ガソリンを入れたりするときに使う。
- I’m stoked
「ワクワク・ウキウキする」といった楽しみを表すスラング表現。
“stoked” は”excited” と “very happy” を合わせたようなワクワクした、テンションがとても高い気持ちを表す単語。
- I’m psyched
「ワクワク・ウキウキする」の楽しみを伝えるスラング表現。
“psyched” の語源は “psych” で、そもそも “psychology” 「心理学」が短く表現されるようになったもの。
また “psych out” (または “psych”) はこんな意味がある。
- 裏をかく
- 威圧する
- (相手の)自信をへし折る
- I’m fired up
特に気持ちや情熱が燃え上がっているときに使う「ワクワク・ウキウキする」
- 意気込む
- 気合が入っている
- 張り切る
- やる気満々