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「オンチ(音痴)」は英語でなんて言う?ネイティブが使う表現3つ

気になる人

「オンチ(音痴)」って英語でパッと出てこないのよね。

「私はオンチ(音痴)だから、カラオケ好きじゃないんだよね。」

音感に鈍くて、正しい音程の認識ができずうまく歌えないこと、またはそう言った人のことを「オンチ(音痴)」と言ったりします。

「オンチ(音痴)」には、「耳音痴タイプ」と「のど音痴タイプ」に分類されるそうですが、今回は一般的に音程を取るのが難しいことを指す「オンチ(音痴)」の英語表現についてお届けします。

ネイティブがよく使う英語フレーズの中から、3つを紹介していきます。

もくじ

tone-deaf

「オンチ(音痴)」は、

tone-deaf

このように表現します。

tone-deaf” の発音

各単語の意味はこちら。

tone:音色、音調、トーン

deaf:耳が聞こえない、耳が不自由な

なので、この2つを組み合わせると「音に対して耳が聞こえない」となり、「音を識別する耳をもっていない = オンチ(音痴)」となるわけですね。

Taka

“I’m deaf” だけだと「私は耳が不自由だ = 私は難聴者だ」といった意味になります。

tone-deaf” の意味は、実はこれだけではありません。

他にも、「世論に鈍感」「無神経」といった意味で使われることもあるんです。

たとえば、政治家や有名人の行動・コメントが世論の感覚とズレていたり、無神経な振る舞いをするときなどに用いられるイメージですね。

Taka

世の中の流れ、雰囲気を察知できないという意味で、「空気が読めない」という意味合いで使われたりもされますね。

I don’t really like to go to karaoke because I’m tone-deaf.
音痴だからカラオケに行くのはあまり好きじゃない。

A: Hey, don’t you sing a song?
A: ねえ、歌わないの?


B: Well, I’m not good at singing because I’m tone-deaf so…
B: ええと、音痴だから歌は苦手なんだよね…


A: Who cares? If you like singing songs, just go ahead!
A: 誰がそんなの気にするの?もし歌うのが好きなら、どうぞ歌って!

Some politicians had a party during the state of emergency. They are totally tone-deaf.
緊急事態宣言時にパーティーをした政治家がいた。彼らは全くもって世論に鈍感だ。

poor pitch singer

他にも、

poor pitch singer

これも、「オンチ(音痴)」の意味で使えます。

poor pitch singer” の発音

各単語の意味はこちら。

poor:貧しい、粗末

pitch:音の高低

singer:歌手

なので、上記の意味から poor pitch singer” は「音の高低に対して貧しい歌手」といった意味になり、結果的に「オンチ(音痴)」の意味として使われます。

先ほどの “tone-deaf” は「音程を聞き取るのができない」のに対して、 poor pitch singer” は「音の高低に疎い(歌手)」といった感じですね。

特にニュアンスが変わるとかはなく、どちらも同じように「オンチ(音痴)」の意味で使えます!

Taka

「歌手」と言ってもプロに限らず、歌を歌う人全般を指してます。

He loves music but he’s a poor pitch singer.
彼は音楽は大好きだが音痴である。

Any poor pitch singers will be able to improve their singing skills while they keep practicing.
どんな音程の悪い歌手でも、練習を続けているうちに歌唱力がアップすることができる。

have no ear for music

他にも「オンチ(音痴)」 は、

have no ear for music

こんな風に言うときもあります。

have no ear for music” の発音

各単語の意味はこちら。

have:持っている、身につけている、(〜の状態に)いる

no ear:耳がない

for music:音楽に対する

have no ear for music” は「音楽に対する耳がない(状態にいる)」となり、結果的に「オンチ(音痴)」の意味として使われます。

“主語 + have no ~” は、よく使われる英語パターンの1つ。

“I have no idea” 「アイデアがまったくない = 全然わからない」という意味の鉄板フレーズとして、よく会話の中で登場します。

また、上記の文章を少し変えて、 “I have no skills for playing music” で「私は音楽を演奏するスキルがない」の意味で言ったりすることもできます。

Taka

色々と応用が効くので、覚えておくと使えますよ!

I have good taste in drawing, but I have no ear for music.
絵はうまく描けるが、音楽に関しては音痴だ。

I’m so jealous of people who could play a song by ear because I have no ear for music.
私は音痴なので、耳コピできる人がとてもうらやましい。

こんな他の表現はいかがでしょうか?↓

「オンチ(音痴)」の意味と使い方3つ まとめ

  • tone-deaf

「音に対して耳が聞こえない」となり、「音を識別する耳をもっていない = オンチ(音痴)」となる。

他にも、「世論に鈍感」「無神経」といった意味で使われることもある。

  • poor pitch singer

「音の高低に対して貧しい歌手」といった意味になり、結果的に「オンチ(音痴)」の意味として使われる。

  • have no ear for music

「音楽に対する耳がない(状態にいる)」となり、結果的に「オンチ(音痴)」の意味になる。

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