「空気を読む」「KY」は英語で?場の雰囲気を察する時に使う表現7つ

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日本語の「空気を読む」とか「KY」 って、英語でなんて言うんだろう?

そんな疑問に答えていきます。

「空気を読む」「KY」の日本語の意味を改めて確認しておくと、

その場の雰囲気から状況を考える・考えない

自分がすべきことや相手がしてほしいことを推察できる・できない

と、いった感じで、これは日本語特有の表現で、日本の文化が背景にある言葉ですね。

なので、日本語の意味やニュアンスがバッチリ合う単語や表現というのはありませんが、「空気を読む」「KY」に近いニュアンスの表現はたくさんあります。

  • take a hint
  • read between the lines
  • understand the situation
  • insensitive
  • buzz kill / buzz killer
  • party pooper
  • wet blanket

と、いうことで、今回は「空気を読む」「KY」の英語表現と使い方を例文と合わせて見ていきます。

もくじ

「空気を読む」の表現

take a hint

“take a hint” は「ヒントをつかむ」という意味ですが、 “hint” には「暗示」「ほのめかす」の意味があるので、「暗示をつかむ」から転じて「気が利く」「機転が利く」→「空気を読む」にかなり近い表現になります。

He doesn’t know how to take a hint.
彼はどう空気を読んでいいかわからない。

I just wanted to be alone for now, but my friend didn’t take a hint.
今はひとりになりたかったのに、友達は空気を読んでくれなかった。

read between the lines

この場合の “the lines”「行間」の意味になります。言葉と言葉、文章と文章の間を読むといったニュアンスが含まれていて、「状況を察するには〜」「雰囲気としては〜」のような感じです。

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言葉や文章の間なので、発言者が必ず存在しているのがポイントですね。

日本語の「空気を読む」は発言者がいるいないにか関わらず、その場の雰囲気を判断したり推察するので、そういった点では微妙なニュアンスの違いがあります。

また、“read the room” という表現も使われます。

You should read between the lines.
空気を読むべきだ。

Reading between the lines is pretty difficult.
空気を読むことは、けっこう難しいことだ。

understand the situation

これは直訳すると「状況を理解する」という意味で、何が起こっているのか、どういう状況になっているのかを理解するといった感じになり、“situation” には人の立場や境遇、気持ちや感情なども含まれます。

“understand what’s going on” に置き換えることもできます。

You should understand the situation.
あなたは空気を読むべきだ。

He needs to understand what’s going on.
彼は何が起こっているか状況を理解する必要がある。(=彼は空気を読むべきだ。)

「KY」「空気が読めない」の表現

insensitive

“sensitive” 「敏感」「感じやすい」の反義語になるので、「鈍感」「感じにくい」といった意味になります。そこから「KY」「空気が読めない」として使えます。

Omg, you are such an insensitive person!
もう、あなたはなんて鈍感なんだ。

He says something rude to everybody all the time. This guy is the most insensitive person I’ve ever seen!
彼はいつも何か失礼なことを言う。こんな鈍感な男は今までに見たことがない!

buzzkill / buzz killer

“buzz” は日本語で「ブンブン飛ぶ」「忙しく動き回る」といった意味で、「活気があって忙しい」のようなニュアンスになります。

そういった「活気があって忙しい=盛りあがっている、せっかくムードの良い」様子を “kill” 「止める」「ころす」時に使われる表現です。

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“buzzkill” と “buzz killer” は名詞で「活気があって忙しい様子を止めてしまう人」となるので、「空気が読めない」として使うことができるんですね。

ちなみに、インターネットで使われる「バズる」は “buzz” が語源ですが、日本語の「バズる」の意味で英語は使えないので注意です。

>>> 「バズる」「バズった」は英語で? “buzz”ではない!?

Don’t be such a buzz killer.
せっかくの楽しいことを台無しにしないでよ。

Oh man, don’t rain on our parade! You’re totally a buzz killer.
なんだよ、せっかくの雰囲気に水を差すなよ!お前はほんとムードブレイカーだな。

party pooper

“party” とありますが、パーティの時だけに限らずに使えます。 “pooper” は “poop” の派生語で「うんち」などの意味の他に「疲れさせる」といった意味もあります。

組み合わせると「パーティを疲れさせる人」となり、そこから「パーティを盛り下げる人」「場をしらけさせる人」といった意味になるので、「空気を読めない人」のニュアンスで使うこともできます。

A: I was talking to her, but she was mean to me somehow.
A: 彼女と話してたけど、なんだか感じが悪かった。


B: Yeah, she is not friendly and kind of rude too.
B: だよね。彼女はフレンドリーじゃないし、なんだか失礼だし。


A: Right? I think she is a party pooper.
A: でしょ?場がしらけるなぁって思うよ。

“mean” は「いじわる」という意味や、他にも色々な意味があります。

wet blanket

直訳すると「濡れた毛布」となりますが、元は「水を含ませた毛布を燃えた炎に覆いかぶせて消す」が語源となっています。

そこから転じて、「パーティなどの楽しい空間や雰囲気(炎が燃え上がっているような様子)をなくす」といったニュアンスを持った意味になります。

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パーティのように楽しい状況だけではなく、なにかポジティブなことに対して、ネガティブなことをする人・ものに使えます。

先ほどの “party pooper” と同様、「空気が読めない人」のニュアンスに直結はしないですが、結果的に「空気が読めない」というニュアンスで使えるよ、という感じです。

A: I really want to live overseas and become fluent English speaker.
A: 海外に住んで英語ペラペラになりたい。


B: Are you sure? Is it worth to quit a job and do that though?
B: 本当に?仕事をやめてまでやる価値あるの?


A: Why are you such a wet blanket?
A: なんでそんな水を差すようなこと言うの?(=なんでそんなKYなこと言うの?)

「空気を読む」「KY」は英語で? まとめ

take a hint
“hint” は「暗示」「ほのめかす」の意味なので、「暗示をつかむ」から転じて「気が利く」「機転が利く」→「空気を読む」にかなり近い表現。


read between the lines
“the lines” 言葉と言葉、文章と文章の間を読むといったニュアンスが含まれていて「状況を察するには〜」「雰囲気としては〜」のような感じ。発言者が必ず存在しているのがポイント。“read the room” という表現も使われる。


understand the situation
「状況を理解する」という意味で、何が起こっているのかを理解するといった感じになる。 “situation” には人の立場や境遇、気持ちや感情なども含まれる。 “understand what’s going on” に置き換える可能。


insensitive
“sensitive” の反義語で「鈍感」「感じにくい」といった意味。そこから「KY」「空気が読めない」として使える。


buzz kill / buzz killer
名詞で「活気があって忙しい様子を止めてしまう人」といった意味になり、「空気が読めない」としても使うことができる。


party pooper
パーティの時だけに限らずに使える。 “pooper” は「疲れさせる」といった意味もある。「パーティを盛り下げる人」「場をしらけさせる人」といった意味から「空気を読めない人」のニュアンスで使うこともできます。


wet blanket
「水を含ませた毛布を燃えた炎に覆いかぶせて消す」が語源。なにかポジティブなことに対して、ネガティブなことをする人・ものに使える。
「パーティなどの楽しい空間や雰囲気(炎が燃え上がっているような様子)をなくす」のニュアンスになり、「KY」「空気が読めない」としても使える。

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