“That’s the last straw” ってどゆこと?
“That’s the last straw” という英語フレーズを知っていますか?
直訳すると「あれは最後のストロー」ですが、「ストロー」と言っても飲み物に使うあの細長い器具のことではなく、「藁(わら)」という意味。
ですが、ネイティブは別の意味で使うイディオム表現なんです!
「最後の藁」ってどゆこと?と思ってしまう “That’s the last straw” の意味と使い方について見ていきます。
That’s the last straw の意味は?
“That’s the last straw” は、
- もう我慢の限界
- 堪忍袋の緒が切れた
こんな意味があります。
“That’s the last straw” の発音
冒頭でも言いましたが、 “That’s the last straw” は「あれは最後の藁」が直訳の意味。
それが転じて「もう我慢の限界」や「堪忍袋の緒が切れた」となります。
もともとは “the last straw that breaks the camel’s back.” という英語の諺(ことわざ)が由来となっていて、「最後の藁がラクダの背中を折った」という意味があります。
これは、「ラクダの背中に藁を乗せ続けたら、どんどん重くなっていき、ラクダの背中であってもいつかは折れてしまう」ことから、藁のように軽いものであっても、積もりに積もっていくことで取り返しのつかないことになる、というわけです。
塵(ちり)も積もれば山となるってやつですね。
ちなみに、 “That’s the last straw” と同じような意味で使える英語フレーズがあります。
- That does it
- I’ve had enough
- That’s enough
“enough” は「十分」という意味があるので、「もう十分だ!」といった感じで “That’s the last straw” と同じように使えます。
“That does it” は「こういうものだ!」と覚える方がてっとり早いので、使えるように頭の中に入れておきましょう。
That’s the last straw の使い方
では、 “That’s the last straw” の使い方を例文で見ていきましょう。
That’s the last straw. I’m tired of your complaints.
もう我慢の限界。お前の文句にはうんざりだ。
A: Did you quit the job? How come?
A: 仕事を辞めたの?どうして?
B: Well, my boss said he was going to give me a pay cut. That was the last straw.
B: 上司が減給すると言ってきたんだよ。もう我慢の限界だよ。
A: I’m so sorry. It won’t happen again.
A: 本当にごめん。もう二度としません。
B: This is the third time you’ve cheated on me. That’s the last straw. I’m going to break up with you.
B: これで3回目の浮気だよ。もう限界だわ。別れる。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
That’s the last straw の英語表現 まとめ
- もう我慢の限界
- 堪忍袋の緒が切れた
もともとは “the last straw that breaks the camel’s back.” 「最後の藁がラクダの背中を折った」という英語の諺(ことわざ)が由来となっている。
- That does it
- I’ve had enough
- That’s enough