余計なお世話をされたときの「邪魔しないで」や「ほっといて」って英語でサラッと言いたいな。
邪魔をされたくないとき、干渉されたくないときってありますよね。
「何かに集中したいとき」
「何回言っても邪魔をしてくる人がいる」
「1人になりたいとき」
そんなとき、他人から余計なことを言われたときに「余計なお世話だ」や「おせっかいだ」の意味で使える「邪魔しないで」や「ほっといて」の英語フレーズをお届けします。
今回は、ネイティブがよく使う表現を3つ紹介します。
leave me alone
「邪魔しないで」や「ほっといて」 は、
leave me alone
こんな意味があります。
“leave me alone” の発音
各単語の意味はこちら。
- leave:離れる
- me:私を
- alone:1人で、単独で
上記の意味から、 “leave me alone” は「私を1人にさせて」となり、転じて「邪魔しないで」や「ほっといて」の意味になります。
この表現は少しキツい響きやニュアンスが含まれるので、相手の行動にイラッとして強く言いたいときに使われることが多めです。
言い方や、言うときのイントネーションによっては相手が感じるニュアンスも変わるので、その辺りも意識して使うようにしましょう。
もし、ただ単に「1人になりたい」と言いたければ、 “I want to be alone” を使う方がいいでしょう。
ちなみに、 “leave me alone” の “me” を “him/her” に代えて、 “leave him alone” や “leave her alone” にすると「彼/彼女のことを放っておく= 彼/彼女のことをそっとしておく」といったニュアンスになります。
Look, I’m busy now, so leave me alone.
ねぇ、今忙しいんだから、ほっといてよ。
A: Don’t worry about me. I’m okay for now.
A: 心配しないで。今は大丈夫だから。
B: Are you sure? Is everything okay?
B: 本当に?大丈夫?
A: I’m fine. Just leave me alone.
A: 大丈夫だって。1人にさせてよ。
She just broke up with her boyfriend. Let’s leave her alone now.
彼女は彼と別れたばかりだ。今はそっとしておいてあげよう。
none of your business
他にも、
none of your business
これも、「邪魔しないで」や「ほっといて」の意味で使えます。
“none of your business” の発音
各単語の意味はこちら。
- none:何も〜ない
- your:あなたの
- business:ビジネス、事柄、関連あること
日本語の「ビジネス」は「仕事」の意味で使われることがほとんどですが、英語の “business” には「事柄」や「関連のあること」といった意味も含まれます。
つまり、 “none of your business” の直訳は「あなたのビジネスではない」ですが、実際には「あなたには関係のないこと」となり、「邪魔しないで」や「ほっといて」の意味になります。
「余計なお世話だ」のニュアンスも含まれますね。
“none of your business” と同じような意味で使える別の表現があります。
- mind your own business
- stay out of my business
“Mind your own business” は「あなた自身に関連することを気にしておけ」となるため、「相手の心配をしているぐらいだったら、自分の心配をしておけ」といった感じで使われるイメージです。
“Stay out of my business” は「私の関連することに関わるな」となり、 “None of your business” と雰囲気は似ていますね。
“Mind your own business” は “Mind your beeswax” と会話で使われることもありますが、意味はまったく同じ。
That’s none of your business. Leave me alone.
あなたには関係ないことなんだから、ほっといてよ。
A: Why did you quit your job?
A: なんで仕事辞めたの?
B: I’ve been wanting to be a singer since I was a kid. So I’m going to pursue my dream.
B: 子供の頃から歌手になりたかったんだ。だから夢を追いかけることにした。
A: Are you sure? Only a handful of people can make it big in music industry. I’m not sure you can do it…
A: 本当なの?音楽界で成功するのはほんの一握りだし。あなたが成功できるかどうかは・・・。
B: That’s fine. It’s none of your business.
B: いいからほっといてくれよ。
stop bugging me
他にも「邪魔しないで」や「ほっといて」は、
stop bugging me
こんな意味でも使われます。
“stop bugging me” の発音
各単語の意味はこちら。
- stop:止める
- bug:(人を)悩ます、困らせる、虫
- me:私に
“stop bugging me“ は「私を悩ますのは止めて」となることから、結果的に「邪魔しないで」や「ほっといて」の意味として使われます。
“bug” には名詞で「虫」という意味もありますが、動詞で「(相手を)イライラさせる」「(相手に)しつこく邪魔をする」といったニュアンスがあります。
蚊やハエが自分の周囲を飛び回っている様子をイメージすると、意味がわかりやすいはず!
“stop bugging me“ と同じような意味で使える別の表現があります。
- stop bothering me
- quit bothering me
“bother + 人” も「(人を)悩ませる」といった意味があるため、 “bug me” と同じように使われます。
Stop bugging me! I’m trying to focus now.
邪魔しないでくれ!今、集中してるんだ。
A: Why are you so mean to him?
A: なんで彼にそんな冷たいの?
B: I just want him to stop bugging me. It’s pretty annoying.
B: 彼には私のことをほっといてほしいだけ。けっこうウザいのよ。
A: Hmm, I’m not sure but I think he has feelings for you.
A: うーん、よくわからないけど、彼はあなたに好意を持っているんじゃないかな。
こんな他の表現はいかがでしょうか?↓
「邪魔しないで」や「ほっといて」の意味と使い方3つ まとめ
- leave me alone
「私を1人にさせて」から転じて「邪魔しないで」や「ほっといて」の意味。
少しキツい響きやニュアンスが含まれるため、相手の行動にイラッとして強く言いたいときに使われることが多め。
- none of your business
日本語の「ビジネス」は「仕事」の意味で使われることがほとんどだが、英語の “business” には「事柄」や「関連のあること」といった意味も含まれる。
“none of your business” の直訳は「あなたのビジネスではない」だが、実際には「あなたには関係のないこと」となり、「邪魔しないで」や「ほっといて」の意味になる。
- stop bugging me
“stop bugging me” は「私を悩ますのは止めて」となることから、結果的に「邪魔しないで」や「ほっといて」の意味で使われる。