「がっぽり稼ぐ」って英語で “make a lot of money” じゃないの?
日本語で大金を稼ぐことを「がっぽり稼ぐ」や「うんと稼ぐ」と言います。
「がっぽり」や「うんと」の意味を改めて考えてみると、それ自体に特に意味があるわけではなく、音を発しないものを文字にした擬態語と言われています。
擬態語が多いのは日本語の特徴なので、「がっぽり」や「うんと」と同じように英語で置き換えられるものはないんです。
ということで、「がっぽり稼ぐ」の英語表現と使い方についてです。
「がっぽり稼ぐ」は英語で?
「がっぽり稼ぐ」は英語で、
rake in 〇〇
〇〇には、”it” や具体的な数字などが入ります。
“rake” は干し草や落ち葉などをかき集める時に使う「熊手」のこと。
熊手の形から、一気にかき集めるといったニュアンスがあるので、多くのお金を稼ぐ時に使われます。
調べるまで知らなかったのですが「縁起物」として飾られる熊手は、福や金運をかき込む・かき集めることが由来なんだとか。
鷲の爪の形に似ていることから、「運をわしづかむ」といった意味が込められているとも言われています。
おもしろい!日本語と英語の意味が実は似たような意味だったんですね。
「がっぽり稼ぐ」は “make a lot of money” でも正しいです。 “rake in” は「大金を稼ぐ」のスラング表現になります。
rake in の使い方
“rake in 〇〇” の使い方を例文で見ていきましょう。
She’s really raking in it.
彼女はお金をたくさん稼いでいる。
Bob rakes in $100,000 a year.
ボブは年に10万ドルも稼いでいる
He’s still been raking in millions of dollars after he spent all money on Bitcoin.
全財産をビットコインに費やしたあと、彼はまだがっぽりと稼いでいる。
「がっぽり稼ぐ」は英語で まとめ
- rake in 〇〇
“rake” は干し草や落ち葉などをかき集める時に使う「熊手」
「縁起物」として飾られる熊手には、福や金運をかき込む・かき集めるのが由来。