“put one’s foot down” ってどういう意味?
“Do you think I should put my foot down?”
この文章を見て、「(私は)足を下ろした方がいいと思う?」の意味だと思いませんでしたか?
実を言うと、僕自身がそういった意味で理解していたのですが、後でまったく違う意味があったことを知りました。
そもそも「足を下ろした方がいい?」と誰かに聞く場面なんてだいぶ限られてる気もしますけどね。笑
“put one’s foot down” には、直訳ではない意味で使われることもあり、強い姿勢を出したいときに使える英語フレーズなんです。
put one’s foot down の意味は?
“put one’s foot down” は、
- 強気な態度をとる
- 断固として譲らない
こんな意味があります。
“put one’s foot down” の発音
“put one’s foot down“ は、直訳すると「足を下ろす」や「足を置く」ですね。この意味で使われることもあります。
ですが他にも、人が意見を強く主張するときに、足を地面に下ろす動作をすることから、「強気な態度を取る」や「断固として譲らない」の意味で使われるようになったと言われています。
足をドシンと地面に下ろして、腕を組むようなイメージですね。
そこから、「毅然な態度」や「ゆるがない」「断固拒否」といったニュアンスで、強く意見を主張するときに使われます。
実は、この “put one’s foot down“ を使った遊びがあります。
いきなりですが、ちょっとしたクイズです。
When someone told you to stop acting like a flamingo, what would you do?
誰かに「フラミンゴみたいなことしないで」と言われたら、あなたはどうしますか?
もし、こんな質問をされたら、あなたならどう答えますか?
・・・は、はい?
って感じかもしれませんね。笑
ここで登場するのが、 “put one’s foot down“ 「足を下ろす」なんです。
“put one’s foot down“ の意味を改めて確認しておくと、
- 足を下ろす、置く
- 強気な態度、断固として譲らない
つまり、誰かに「フラミンゴみたいなことしないで」と言われたら・・・?
- 「フラミンゴみたいな振る舞い(片足をあげる)をやめろ」と言われたので、足を下ろした
- 「自分はフラミンゴのような片足を上げていたいから、嫌でも下げるもんか!」と断固拒否する
“put one’s foot down“ を使うことで、正反対の2つの意味がかかったジョークが言えちゃうわけです!
こちらのジョークは鉄板ネタと言われているようなので、機会があればネイティブにぜひ使ってみてくださいね。
put one’s foot down の使い方
では、 “put one’s foot down” の使い方を例文で見ていきましょう。
I wanted to take a year off before going to university, but my dad put his foot down.
私は1年間休学して大学に行きたかったのですが、父に反対された。
As a manager, you have to put your foot down sometimes otherwise your staff will walk all over you.
マネージャーである以上、時には毅然とした態度でいないと部下がつけあがりかねない。
You had better put your foot down before your kids get completely out of control.
あの子たちが完全にコントロールできなくなる前に、あなたが断固とした態度をとったほうがいい。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
put one’s foot down の英語表現 まとめ
- 強気な態度をとる
- 断固として譲らない
「毅然な態度」や「ゆるがない」「断固拒否」といったニュアンスで、強く意見を主張するときに使われる。
記事内で紹介したジョークも要チェック!