“onwards and upwards” ってどんな意味なんだろう?
“Onwards and upwards!”
こんな風に単体で使える英語フレーズがあります。
いろいろな場面で使われますが、主に成功を祈るときに使われるとてもポジティブな表現。
ただ、文脈によって “onwards and upwards” の持つ意味やニュアンスが変わることもあります。
今回は、一般的によく使われる意味に加え、この英語フレーズが持つコアイメージ(核となる意味)も紹介します。コアイメージを押さえておくことで、全ての意味を覚える必要がなくなるためラクです。
ということで、 “onwards and upwards” の意味と使い方について見ていきましょう!
onwards and upwards の意味は?
“onwards and upwards” は、
- 前向きに進む
- 苦あれば楽あり
こんな意味があります。
“onwards and upwards” の発音
まずは、 “onwards and upwards” の単語の意味を見てみます。
- onwards:前方へ、先へ進んで(※ “onward” と同じ)
- and:〜と
- upwards:上向きに(※ “upward” と同じ)
見た目も似ていますが、 “onwards” と “upwards” は「前進」や「上昇」のようなポジティブな意味を持っています。
つまり、今回の英語フレーズのコアイメージは「現状よりももっと良くなる、上を目指す」で、そこから派生して様々な日本語の意味があります。
どちらかというと、こういう意味!とバッチリ決まっているわけではないので、使い方によっては「右肩上がり」や「今は大変だけど前を向いて頑張ろう」、「山あり谷あり」といったニュアンスがあります。
文脈によって判断することにはなりますが、使える範囲が広いタイプの英語フレーズとも言えますね!
似たような言葉を2つ並べる表現は英語によく出てきますが、 “onwards and upwards” もその中の1つ。
他には、たとえば “pins and needles” や “toss and turn” などですね。
本記事の後半で詳しく紹介しているので、気になる方はぜひチェック!
onwards and upwards の使い方
では、 “onwards and upwards” の使い方を例文で見ていきましょう。
Onwards and upwards to brighter things in 2023.
2023年の明るい未来に向けて前進していきます。
A: The English exam I took last month was pretty bad. I had studied so hard…
A: 先月受けた英語の試験はかなりひどかったなぁ。あんなに勉強していたのに・・・。
B: I know how you feel, but It’s not the end of the world. Onwards and upwards!
B: 気持ちはわかるけど、この世の終わりじゃないんだし。前を向いて元気にいこう。
My career started as a dishwasher at the restaurant and it was onward and upward from there.
私のキャリアはレストランの皿洗いから始まり、そこからどんどん進んでいった。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
onwards and upwards の英語表現 まとめ
- 前向きに進む
- 苦あれば楽あり
今回の英語フレーズのコアイメージは「現状よりももっと良くなる、上を目指す」で、そこから派生して様々な日本語の意味がある。
“onwards and upwards” は似たような言葉を2つ並べる表現。場合によっては「右肩上がり」や「今は大変だけど前を向いて頑張ろう」、「山あり谷あり」といったニュアンス。