話がうまく弾むように会話の合間に使える「あいづち」の使い方を知りたい。
会話をしていると「あいづち」をする機会ってよくありますよね。
「あいづち」とは、会話中に相手の話にうなずいて調子を合わせること。
日本語での会話では一般的に「あいづち」が多いと言われていますが、英語の会話では実はあまり多くないんです。
日本語で「うんうん」とあいづちを多くしてしまう人は、英語を話すときに「うんうん」と言い過ぎるとウザいなと思われてしまうこともあります。
とはいえ、英語でも「あいづち」はある程度使われ、表現はいろいろ。
そこで今回は、シンプルで簡単に使いやすいものをピックアップしました。
- Okay
- Uh-huh / Mmhmm
- Yeah
- Cool
- I know, right
- Seriously?
ということで、会話の合間に使う「あいづち」の英語表現を見ていきましょう。
Okay
“Okay” は「大丈夫」「わかった」の意味もありますが、
- そうなんだ
- なるほど
といった意味としても使えます。
Okay. I got it.
そうなんだ。わかった。
A: I’m looking for a new jacket, but I’m not really good at choosing the right one.
A: 新しいジャケットを探してるんだけど、どれを選んだらいいかわからなくて。
B: Okay.
B: うん。
A: I wish I could have someone who can choose it for me. That would be easier.
A: 誰か私のために選んでくれたらいいなぁ。そしたら簡単なのに。
B: I can do that for you if you want!
B: よかったら私やろうか。
Uh-huh / Mmm hmm
“Uh-huh” は会話の合間に入れるタイプの「あいづち」。
- うん、うん
- そっか
日本語で「うん、うん」や「そっか」と共感してるイメージですね。
よく日本人が外国人のモノマネをするときに「アーハ」っていう、あれです。
また、 “Mmm hmm” も同じように使えます。口を閉じて「ンーフ」と言います。
A: You know when I went to a ramen restaurant the other day,
A: 先日、ラーメン屋に行ったときなんだけど、
B: Uh-huh.
B: うん。
A: There is one guy eating 10 bowls of ramen. Can you believe that!?
A: 男の人がラーメン10杯も食べてたんだよ。信じられる!?
B: Noooo way!!
B: まさかぁぁ!!
Yeah
“Yeah” は「イェー!」と喜ぶとき以外に、
- うん
- それで?
といったあいづちでも使えます。
なので、言い方は「イェー!」とテンション高めではなく「イェェ」とやや語尾を伸ばして使います。
「イェーー」と伸ばしすぎに注意!
“Yeah” から派生して “Yep” も使います。ややカジュアルな響きがありますね。
ただし “yep yep yep” と繰り返し使うと日本語の「はいはいはい」といったようなニュアンスに近くあまり印象が良くないので、使いすぎは控えましょう。
A: When I was walking down the street and I saw a guy not wearing a mask.
A: 外を歩いていたらマスクをしていない男の人がいたのね。
B: Oh yeah?
B: うん、それで?
A: So, I told him to wear it as much as he can.
A: だからその人にできるだけマスクをつけるように言ったんだ。
B: Wow, you’re brave. I don’t think I can do that.
B: おお、勇敢だな。私にはできないな。
Cool
“Cool” は「冷たい」という意味ですが
カッコいい
という意味で使えるスラング表現。
そこから、相手の話に対して「それ、かっこいいね」「いいね」といった具合に使います。
特に意味もなくただ相槌として “Cool” と使うこともあります。
また、イギリス英語のスラング表現では “Cool” の代わりに “Sound” を使ったりもします。
Wow, that’s so cool!
おぉ、それはいいね!
A: You know what? Why don’t we start YouTube? That would be really fun!
A: あのさ、ユーチューブやらない?きっと楽しいよ!
B: Cool! Let’s do that!
B: いいね!やろうぜ!
A: How ya doin? (How are you? の口語形)
A: 元気?
B: Sound, man.
B: 元気だよ。
I know, right
“I know, right” は、
- でしょ?
- だよね!
- そうそう
- うんうん
といった意味で、主に同意するときに使います。
なので、文脈によって “I know, right” と使ったり、 “I know, right?” と疑問形になったりします。
A: Have you been to the bakery near the station? Their bread is all great!
A: あのパン屋に行ったことある?あそこのパンはどれもおいしいよね!
B: I know, right!
B: だよね!
A: These cookies are sooo delicious!!
A: このクッキー、めっちゃうまい!!
B: I know, right!?
B: でしょー!?
Seriously?
“Seriously?” の意味はこんな感じ。
- 本当に?
- マジで?
「本気で言ってるの?」「真面目な話なの?」といったニュアンスがあります。
“Seriously?” だけでなく “Are you serious?” も同じように使うことができます。
他にも “You can’t be serious” があります。
「そんなの信じられない。嘘だ。」といった気持ちを強調した言い方です。
Seriously? I can’t agree with that.
マジで?それは賛成できないな。
A: Omg, I’m so broke and now I have a large debt.
A: なんてこった、一文無しだし今は多額の借金もある。
B: Are you serious? How much?
B: マジで言ってるの?いくら?
会話の合間に使える「あいづち」の英語表現 まとめ
- Okay
もっとも一般的な表現。
- そうなんだ
- なるほど
- Uh-huh
「あいづち」の中でも特に会話の合間に入れるあいづち。
- うん、うん
- そっか
- Yeah
あいづちで使うときは語尾をやや伸ばして、テンションは高くなりすぎない。
- うん
- それで?
- Cool
「カッコいい」という意味で使えるスラング表現。
カッコいい
- I know, right
主に同意するときに使います。
- でしょ?
- だよね!
- そうそう
- うんうん
文脈によって肯定文や疑問文になる。
- Seriously?
「本気で言ってるの?」「真面目な話なの?」といったニュアンス。
- 本当に?
- マジで?