パッと思いつかなくて「なんとかかんとか〜」とか「ほにゃらら〜」と言いたい時、英語でなんて言うんだろう?
会話の中で、ついつい言いたいことが出てこない時、話の内容を忘れてしまった時などに、その部分を補う穴埋め的な感じで「なんとかかんとか」や「ほにゃらら」という言葉を使いますよね。
また、会話だけではなく、クイズ番組でも穴埋めになっている部分を指すときに「なんとかかんとか」や「ほにゃらら」はよく耳にします。
この「なんとかかんとか」や「ほにゃらら」に相当する表現を、英語でなんと言うでしょうか?
そんなのあるの?と思うかもしれませんが、実は英語にも同じような表現があります!
- blah blah blah
- yada yada yada
- something something
と、いうことで、今回は「なんとかかんとか」や「ほにゃらら」にあたる英語の表現をお届けします。
blah blah blah
これは定番かもしれないので、聞いたことある人も多いしれません。表記の仕方は “blah blah blah” と “bla bla bla” の2パターンありますが、どちらも正しい表記です。
読み方は 「ブラブラブラ」。
“blah” は3回繰り返して言うのが一般的ですが、場合によっては1回や2回になることもあります。
目安は、「なんとかなんとか」の長さです。「なんとか」のように短ければ “blah” 、「なんとかかんとか、なんとか」のように長ければ “blah blah blah” といった具合です。
Mike was bragging about how expensive his shoes are, what brand he likes the most, and blah blah blah
マイクはどれだけ自分のシューズが高いか、どのメーカーのシューズが好きかとか、なんとかかんとか自慢していた。
Apple computer was founded by ‘blah blah blah’ in 1976. By who?
アップルコンピューターは1976年に ‘ほにゃらら’ によって設立されました。さて、誰でしょう?
yada yada yada(yadi yadi yara)
“yada yada yada” は、ヤダヤダとなにか嫌がっているようにも感じてしまいますが、嫌なこととは無縁です。
読み方ですが、音としては「ヤダ」よりも「ヤラ」に近くなります。なので、「ヤダヤダヤダ」ではなく「ヤラヤラヤラ」と発音します。
ちなみに、“yadi yadi yada” という言い方もあります。こちらは「ヤディ」よりも「ヤリ」に近くなるので、「ヤリヤリヤラ」になります。
“yada yada yada” や “yadi yadi yada” の方が、“blah blah blah” に比べて、やや丁寧な響きがあります。ただ、そこまで変わらないので、どちらを使っても問題はありません。
Naomi is upset because her boyfriend never treats her well, she always pays anything they want to buy and yada yada yada.
ナオミは、彼氏はいつも彼女に対して軽く扱ってるし、何を買うにも彼女が全部払ってるし、とかなんとかで動揺している。
something something
“something” は「何か」「あるもの」といった意味ですが、2つをつなげて “something something” とすることで、「なんとかかんとか」「何々」といった意味になります。
この言い方は、これまで紹介した2つの言い方よりもややフォーマルな響きがあります。目上の人や先生、教授などと話す時にも使える表現です。
困ったら “something something” を使っておけば間違いないかもしれません。
Hi professor, you said something something about assessment earlier today. What was that?
こんにちは、教授。さっき課題についていろいろと何かお話してましたが、何だったでしょうか?
「なんとかかんとか〜」「ほにゃらら〜」まとめ
- blah blah blah
表記の仕方は “blah blah blah” と “bla bla bla” どちらもOK。
“blah” は3回繰り返して言うのが一般的だが、「なんとかかんとか」の長さで “blah” の言う回数を調整する。
- yada yada yada(yadi yadi yada)
“blah blah blah” に比べてやや丁寧に響きがあるものの、“blah blah blah” と同じように使える。
- something something
一番フォーマルな表現。目上の人や先生、教授などと話す時にも使える表現。困ったら “something something” を使っておけば間違いない。