「期日前投票」って英語で言えますか？

大きな選挙が近づくと「日本はいつも投票率が低い」という、日本人にとっては耳の痛い話を聞く機会が多いかもしれません。

人によっては「選挙当日に投票しに行くのは面倒・・・」と思っている人もいるかもしれませんが、「期日前投票」という事前に投票できる便利なシステムもあったりしますよね。

最近では、「期日前投票」を利用する人も増えているようですが、この「期日前投票」は英語でなんて言うか知っていますか？

「期日前投票」という日本語に縛られすぎると、「ん？なんて言うんだ？？」となってしまうので、こういったときはシンプルに考えてみるといいかもしれません。

「期日前投票」は英語で？

「期日前投票」は英語で、

このように表現します。

“early” は「早めの・早期の」で、 “voting” は「投票」なので、 “early voting” で「早めの投票 ＝ 期日前投票」になるわけです。

「期日前投票」の英語表現はいろいろとありますが、 “early voting” がわかりやすいと思います。

他にも、

このような表現が使われることもあります。

“vote early” は『動詞＋副詞』で “I went to vote early.” のように言ったりします。

ちなみに「不在者投票」は英語で？

「期日前投票」とよく間違えてしまうのが、「不在者投票」です。

「あれ、一緒じゃないの？」と思っている人もいるかもしれませんが、「不在者投票」とは選挙当日、または期日前投票で投票できない人が、別の方法で投票をする方法のことです。

たとえば、指定の病院や老人ホーム、または郵送で投票をする、といった具合ですね。

この「不在者投票」は英語で、

このように表現します。

“absentee” は名詞で「欠席者」や「不在者」といった意味があります。

また、関連語として形容詞の “absent” は「不在の〜」や「留守の〜」となり、 “He’s been absent from work for two days.” 「彼は仕事を2日間欠席している。」といった感じで使われます。

「期日前投票」の英語表現の使い方

今回の英語フレーズは、

go early voting

または

do early voting

“go” や “do” といった動詞と一緒に使って「期日前投票に行く」や「期日前投票をする」を表現します。

では、「期日前投票」を意味する英語フレーズの使い方を例文で見ていきましょう。

I just went early voting. It was much easier than I expected.
先ほど期日前投票に行ってきたよ。思ったより簡単だった。

Surveys show that the early voting option does not increase turnout much.
調査によると、期日前投票のオプションは投票率をそこまで上げないらしい。

Because of the coronavirus, this prefecture had just ten early voting locations during upper house election.
コロナウイルスの影響で、この県では参院選の期日前投票所はわずか10カ所となった。

その他の表現はいかがでしょうか？↓

「期日前投票」の英語表現 まとめ