この前、うぬぼれてる人を見かけて「この人、天狗だなぁ」って思ったんだけど、そういう人のことを英語でなんて言うんだろう?
デカい態度を取っていたり、自分の自慢ばかりしているような人のことを、日本語では「天狗になる」や「うぬぼれる」と言ったりしますよね。
他にも「調子にのる」などもありますね。
そのような状況になっている人を言い表すときに、うってつけの英語フレーズがあります。
今回紹介する英語フレーズを見ると、なんとなく英語からでも意味が読み取れるはずなので、イメージ込みで覚えてみてくださいね。
「天狗になる」や「うぬぼれる」は英語で?
「天狗になる」や「うぬぼれる」は英語で、
get a big head
このように表現します。
“get a big head” の発音
“big head” は、文字通り「頭が大きい」です。
ですが、ここでの「頭が大きい」は、物理的な頭の大きさを表しているわけではなく、何か成功をしたり、いい出来事をキッカケに、自分はすごい!と「頭でっかち」になっているニュアンスがあります。
「つけ上がる」ようなイメージとも言えますね。
つまり、 “get a big head” は「“つけ上がる”状態になっている」ことから、「天狗になる」や「うぬぼれる」の意味として使われています。
また、 “get a big head” から派生して
- get big-headed
- become big headed
という表現もあります。
“big-headed” は形容詞で「大きな頭をした」という意味から、先ほどと同様に「頭でっかち」のイメージは変わりません。
“a big head” を使うか、 “big headed” を使うかはあなた次第!ってわけです。
full of oneself という表現もある
「天狗になる」や「うぬぼれる」は他にも、
full of oneself
こんな言い方もあります。
“full of oneself” の発音
“oneself” は、”myself” や “yourself” など 『目的格 + self』の形が入ります。
たとえば、 “full of myself” といった具合ですね。
“full of myself” は直訳すると「私自身のすべて」となります。
要するに「自分自身でいっぱい」「頭でっかち」のニュアンスになるのは、なんとなくイメージがつきますよね。
“full of myself” は、他にも「自己中心的」という意味でも使われたりしますね。
「天狗になる」や「うぬぼれる」の英語表現の使い方
では、「天狗になる」や「うぬぼれる」を意味する英語フレーズの使い方を例文で見ていきましょう。
Don’t get a big head.
天狗になるなよ。
He got big-headed since he became rich.
彼はお金持ちになってから天狗になっている。
She doesn’t care about other people. She is full of herself.
彼女は他人のことを気にしない。彼女は自惚れている。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
「天狗になる」や「うぬぼれる」の英語表現 まとめ
「天狗になる」や「うぬぼれる」は英語で、
- get a big head
- get big-headed
“big head”「頭が大きい」は、物理的な頭の大きさを表しているわけではなく、何か成功をしたり、いい出来事をキッカケに、自分はすごい!と「頭でっかち」になっているニュアンスがある。
他にもこんな表現がある。↓
full of oneself