“have other fish to fry” って「フライする魚がある」とかって言ってる・・・?
“I have other fish to fry.“
以前、友人からこう言われて、「ん?なに言ってんの??」と思った経験があります。
直訳すると「私はフライすべき魚が他にある」となってしまうため、”Oh, okay…” と返答はしたものの、「何しにいくんだよ??」と心の中でツッコミせずにはいられませんでした。
が、これは完全に僕の勘違い。
当然ですが、「魚のフライを作りにどこかにいく」わけではありません。笑
“I have other fish to fry” はどんな意味で、どんなときに使うのでしょう?
I have other fish to fry の意味は?
“I have other fish to fry” は、
- もっと大切なことがある
- 他にやるべき重要なことがある
こんな意味があります。
“I have other fish to fry” の発音
“I have other fish to fry” は、直訳すると「私は(油で)揚げるべき魚が他にある」。
いっぱい揚げ物をしている中で、他にも揚げる必要のある魚がそばにある、というイメージです。
こうやって「揚げる魚が他にある」と聞くと、「揚げる魚」の方がなんとなく優先度が高いニュアンスに感じませんか?
必要がなければ、わざわざ「他に揚げる魚がある」とは言いませんよね。というか、言わなくてもいいはずですし。
“I have other fish to fry” は、
I have bigger fish to fry
このように、 “other” の部分に “big” の比較級である “bigger” を入れて使うこともあります。
“I have bigger fish to fry” の発音
こちらは「揚げるべき大きな魚がある」が直訳ですが、イメージは先ほどと同じ。
「大きな魚を揚げる」ことが優先といったニュアンスが込められています。
要するに、「揚げるべき魚が他にある」と「揚げるべき大きな魚がある」は本質はどちらも一緒。
“I have other/bigger fish to fry” とあえて言うことで、その行動の方が大事であることを強調しているわけです。
“bigger” の方が「より重要」感が理解できますよね。
I have other/bigger fish to fry の使い方
では、 “I have other/bigger fish to fry” の使い方を例文で見ていきましょう。
Don’t we have other fish to fry?
(私たちには)他にやるべきことがあるんじゃない?
The police will no longer be going after him. They have bigger fish to fry.
警察はもう彼を追いかけない。彼らは他にすべき重要なことがある。
A: Where are you going?
A: どこに行くの?
B: Other fish to fry.
B: やることがあるんだ。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
I have other fish to fry の英語表現 まとめ
- もっと大切なことがある
- 他にやるべき重要なことがある
あえて “I have other fish to fry” と言うことで、その行動がより大事であることを強調している、
I have bigger fish to fry
“other” の部分に “big” の比較級である “bigger” を入れて使うこともある。