「お酒が強い・弱い」って英語でなんて言うの?
みなさんは、お酒を飲みますか?
お酒をたくさん飲める人のことを「お酒が強い」、あまり飲めない人を「お酒が弱い」と言ったりしますよね。
もしかすると、「お酒に強いのはどっち!?」といった競い合いを友人同士でやったことがある、って人もいるかもしれません。
変なプライドというか、意地の張り合いというか、なんなんでしょうね、あれ・・・。笑
お酒はほどほどに。飲み過ぎはほんと注意ですね。
ということで、今回は「お酒が強い・弱い」の英語表現についてです。
「強い・弱い」というと “strong” や “weak” といった単語をイメージすると思いますが、これらの単語は使わない英語フレーズがあるので、知っておくといいかもしれません。
「お酒が強い」は英語で?
「お酒が強い」は英語で、
heavyweight
このように表現します。
“heavyweight” の発音
“heavyweight” は、もともと「ボクシングのヘビー級選手」といった意味があり、「重量級の人」や「大きい人」を指す言葉。
ここから派生して、今では「お酒が強い人」に対しても使われます。
たとえば、 “He is a heavyweight” であれば「彼はお酒が強い人だ」という意味になるわけです。
“heavyweight” は他の意味もあるので、話の文脈によって意味が変わることを押さえておきましょう!
もっとシンプルに「お酒が強い」ことを表現したければ、 “I can drink a lot (of alcohol).” 「たくさんのお酒が飲める」と言ってもOK。これで通じます!
もし、「お酒が強い」の別の表現を使いたければ、
I have a high tolerance for alcohol.
私はお酒に高い耐性がある。(= 私はお酒が強い)
I can hold my drink.
お酒を手に持てる。(= お酒が飲める = お酒が強い)
などもあります。
「お酒が弱い」は英語で?
「お酒が弱い」は英語で、
lightweight
このように表現します。
“lightweight” の発音
先ほどの「お酒が強い」は “heavyweight” でしたが、「お酒が弱い」は “lightweight” と言います。
こちらもボクシングが由来となっていて、 “lightweight” は「ボクシングのライト級選手」といった意味があります。
なぜボクシングが語源になっているのかわかりませんが、お酒に酔わないように耐える様が、ボクシングでノックダウンしないように耐える様子と似ているからでしょうか・・・?
「お酒が弱い」は get drunk easily と言ったりもできる
「お酒が弱い」は他にも、
get drunk easily
このように言うこともできます。
“get drunk easily” の発音
“get + 形容詞” は「〜になる」という、『変化』を表すときに使われる英語フレーズ。
そして、”easily” が文末に加わると、 “I get + 形容詞 + easily” は「〜になりやすい」の意味で使われる定型表現。
たとえば、 “I get lost easily” であれば「道に迷いやすい」って感じですね。
“get drunk” は「お酒に酔う」という意味で登場する表現。
この2つが組み合わさった、 “I get drunk easily” は「私は酔いやすい」となりますが、要するに「私はお酒が弱い」と言ってるのと同じわけです。
「お酒が弱い」という日本語に引っ張られすぎると、「あれ、英語でなんて言うんだろう・・・?」と考えすぎてしまいます。
そんなときは、「お酒が弱い = お酒に酔いやすい」という別の日本語に置き換える、という発想を持てるようにしましょう!
「お酒が強い・弱い」の英語表現の使い方
では、「お酒が強い・弱い」を意味する英語フレーズの使い方を例文で見ていきましょう。
Wow, he drinks a lot! He’s such a heavyweight.
おぉ、彼めっちゃ飲むなー!なんてお酒が強いんだ。
I can only drink one glass of beer. I’m a lightweight.
ビールはグラス1杯しか飲めない。お酒が弱いんです。
I don’t usually drink so much because I get drunk so easily.
すぐに酔っぱらってしまうので、普段はあまり飲まないんです。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
「お酒が強い・弱い」の英語表現 まとめ
「お酒が強い」は英語で、
heavyweight
「お酒が弱い」は英語で、
lightweight
“heavyweght” と “lightweight” は、どちらもボクシングが由来となって使われるようになった言葉。
また、「お酒が弱い = お酒に酔いやすい」という別の日本語に置き換えて、 “I get drunk easily” も「私はお酒が弱い」の意味でよく使われる。