“catch someone off guard” ってどんな風に使うの?
今回は “catch someone off guard” という英語フレーズの紹介です。
この表現は、予想できなかった質問をされたときや、考えもつかなかったことを相手にされたとき、驚きのニュアンスを含む場面などに使えます。
直訳からでも意味がイメージできる英語なので、ちょっとした考え方のコツを掴んでしまえばバッチリ!
ということで、早速見ていきましょう!
catch someone off guard の意味は?
“catch someone off guard” は、
- 不意をつく
- 意表をつく
- (予期できないことで)驚かせる
こんな意味があります。
“catch someone off guard” の発音
“catch someone off guard” を直訳すると、「油断している誰か(= someone)を捕まえる」です。
そこから転じて「不意をつく・意表をつく」となり、「(予期しないことで誰かを)驚かせる」の意味としても使われます。
“guard” は日本語にもなっている「ガード」のことで、「守り」や「防御」のこと。
「ガード」が「オフ」になっている状態から、 “off guard” は「油断している」や「無警戒」ということになります。
たとえば、
The news caught me off guard.
私はその知らせに不意をつかれた。
Mike caught me off guard.
私はマイクに意表をつかれた。
“caught” の前に入る『主語』には、「もの・こと・人」など何でもOK。
“catch someone off guard” は、下記の英語フレーズに置き換えも可能です。
catch someone by surprise
ここまで読んだ方なら “off guard” の代わりに “by surprise” が入るのは、、、きっとわかるはず!
“catch someone off guard” は「(相手が予期できないことをして)驚かせる」なので、「驚き」を意味する “surprise” が代わりに使われています。
catch someone off guard の使い方
今回の英語フレーズは、
catch 人物 off guard
ここの “人物” には、「不意をつかれる人」「驚かされる人」が入ります。 “catch me off guard” なら不意をつかれているのは「私」というわけです。
そして、今回の英語フレーズを使うときは、「不意をつくこと・もの・人」が主語に来ます。
日本語だと「私は(〇〇に)不意をつかれた」のように「私」が主語になるのが一般的。
逆に、英語では「〇〇が私に不意をつく」と考えるため、 “〇〇 caught me off guard” となります。
人物 be caught off guard by ~
また、このように「不意をつかれる人」「驚かされる人」が主語になることも稀にあります。
その場合は受動態の文になり、 “by” の後ろは「不意をつく内容」が入りますので、余裕があれば覚えておくといいかもしれません。
では、 “catch someone off guard” の使い方を例文で見ていきましょう。
The question caught the politician off guard.
その質問は、完全に政治家の意表をつくものだった。
It turned out that the kid is a super talented pianist and that caught his parents off guard.
その子は超優秀なピアニストであることがわかり、両親を驚かせた。
I was caught off guard when the girl winked at me.
女の子にウインクされて意表をつかれた。
A: Yep, I got you! I won!
A: やった!勝ったぞ!
B: Oh man! You caught me completely off guard.
B: しまった!完全に不意をつかれた。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
catch someone off guard の英語表現 まとめ
- 不意をつく
- 意表をつく
- (予期できないことで)驚かせる
直訳すると「油断している誰か(= someone)を捕まえる」なので、なんとなく意味はイメージはできるはず。
catch someone by surprise