“stun” って「スタンガン」の “stun” だよね?
日本ではあまり馴染みがないですが、海外ドラマ・映画ではスタンガンが使われているシーンをけっこう見かけます。
スタンガンってなに?という方のために簡単に説明しておくと、軽度の電流が流れて「ジジジッ・・・」と鳴る、護身用などにも使われる防犯用具ですね。
このスタンガンは英語で “stun gun” と表記しますが、 “stun” の意味を知っていますか?
改めて聞かれると「あれ、なんだろう?」と思うかもしれませんが、スタンガンから連想できる意味でもあります。
ということで、 “stun” の意味と使い方について今回はお届けしていきます。
stun の意味は?
「スタンガン」にも使われる “stun“ は、
- 驚かせる
- びっくりさせる
- 頭を打って気絶させる
- (短時間の)失神
このような意味があります。
何かを見たり、聞いたりしたときに、(まるでスタンガンに打たれたかのように)衝撃を受けて、唖然としてしまったときに使われます。
予想していなかったことが突然起こったって感じですね。
上記の意味からわかるように、スタンガンはまさにそういった役割を持っているわけですね。
また、ゲーム好きな人はピンときたかもしれませんが、敵の攻撃を受けたときにプレイヤー側のキャラが行動できずにターンを消費してしまう「スタン」はこの “stun” と同じです。
ファイナルファンタジーなどのRPGで「スタン」はよく出てきますね。
“stun” と同じ意味で使える置き換え表現があります。
- shock
- suprise
- amaze
- astonish
英語の “shock” や “surprise” と同じような意味で使うことができますが、“stun” は驚きや衝撃の度合いが強いニュアンスがあります。
stun の使い方
“stun” はこのまま動詞で使われることもありますが、
be動詞 + stunned + by 〇〇
このように、『be動詞 + stunned + by 〇〇』という受け身の形で、特に人が驚いたときに「(人が)〇〇にとてもビックリさせられた」のように使われます。
“stun” の過去分詞形 “stunned” は “stun” + “ned” と “n” が2つになるので気をつけましょう!
では、 “stun“ の使い方を例文で見ていきましょう。
Marvin was stunned by the news.
マーヴィンはそのニュースにとても驚いた。
News of the Great East Japan Earthquake stunned people throughout the world.
東日本大震災のニュースは、世界中の人々に衝撃を与えた。
(ある男性芸能人が結婚した時の話)
A: You know what? He’s getting married.
A: ちょっと聞いてよ、彼、結婚するんだって。
B: Yeah, I was really stunned by that news. Can’t believe it…
B: うん、そのニュース聞いてとてもショックだったよ。信じられない・・・。
A: I guess a lot of his fans are going to cry.
A: きっと多くの彼のファンが泣くだろうね。
stun の英語表現 まとめ
- stun
- 驚かせる
- びっくりさせる
- 頭を打って気絶させる
- (短時間の)失神
何かを見たり、聞いたりしたときに、(まるでスタンガンに打たれたかのように)衝撃を受けて、唖然としてしまったときに使われる。
- shock
- suprise
- amaze
- astonish