“long story short” ってどゆこと?
自分に起こった出来事を話すときに、ついつい話が長くなってしまうときってありますよね。
ただ、相手や時と場合によっては、話の概要だけ言いたいときや、要点だけを伝えたいときもあるでしょう。
そんなときに “long story short” は、よく使われます。
英語は要点から伝えて、あとから理由づけをすることも多いので、今回の英語フレーズが使えるようになると、話のまとまりが良くなりますよ。
long story short の意味は?
“long story short” は、
- 要は、要するに
- 手短に言うと
- かいつまんで話すと
こんな意味があります。
“long story short“ の発音
“long story short” は、直訳すると「長い話を短く」です。
“story” の前後に、 “long” 「長い」と “short” 「短い」の相反する単語が入るので、なんとなく違和感があるかもしれませんが、難しく考えることはありません。
そのまま左から右に考えて「long な story を short にしたら = 長い話を短くまとめると」というニュアンス。
そこから「要するに」や「手短に言うと」のような意味で使われます。
基本的には文頭に “Long story short, ~” のように使われますね。
何かの説明がだらだらと長くなってしまうときや、それによって相手が退屈してしまう場合、または詳細までは話したくないときに、よく使われます。
long story short の使い方
“long story short” は、
To make a long story short
または
To cut a long story short
このように、もともとは “To + make/cut” を使った表現が使われていましたが、省略されて “long story short” だけになりました。
なので、どちらを使ってもOKです。
“To make” や “To cut” をつける場合は、 “a long story short” のように “a” が入るので、忘れないようにしましょう。
では、 “long story short” の使い方を例文で見ていきましょう。
Long story short, we ended up getting serious with one another.
手短に言うと、私たちは結局お互いに本気になった。
A: Don’t you have to get ready for work today?
A: 仕事にいく支度しなくていいの?
B: Yeah…, long story short, I quit the job.
B: あぁ…。かいつまんで話すと、仕事辞めたんだ。
A: Hey, how was the big anniversary dinner last night?
A: ねぇ、昨夜の記念日ディナーはどうだったの?
B: Ah well, we never actually got to dinner.
B: ああ、それがディナーも食べなかったんだよ。
A: Ohh, that’s nice.
A: おぉ、いいじゃん。
B: Ah, no no. Long story short, we broke up instead.
B: あ、いやいや。手短に言うと別れたんだ。
long story short の英語表現 まとめ
- long story short
- 要は、要するに
- 手短に言うと
- かいつまんで話すと
もともとは “To make/cut a long story short” だったのが、省略されて “long story short” だけで使われるようになった。