
“cupboard” って「カップボード」って発音するんじゃないの?
“cupboard” という単語を見かけたことはありませんか?
“cup” と “board” が合わさったように見えるので、「カップボード」と発音したくなるかもしれません。
ですが、実際の発音はまったく違います。「カップボード」とは言わないんです。



以前、僕は気づかずに「カップボード」としばらく発音してて恥ずかしい思いをしました…(汗)
ということで今回は、 “cupboard” の意味と正しい発音をご紹介します。
cupboard の意味は?どう発音する?
まずは、 “cupboard” の意味から見ていきます。
冒頭で紹介したとおり、 “cup” と “board” が合わさったような単語ですよね。
- cup:カップ、(紅茶・コーヒーなどの)茶わん
- board:板、盤、ボード
このように、2つの単語に分けてみると、「カップの(ための)板」みたいな意味だとイメージができそうです。
実はそのイメージ、そう遠くもないんです。
“cupboard” の意味は、
食器棚
先ほどの「カップを置くための板」というイメージがあれば、「食器棚」の意味もしっくり来ると思います。
ただ、発音が「カップボード」にならないのところが注意です!!
“cupboard” の発音
カタカナで書くと「カボァド」または「カバァド」といった感じでしょうか。
すでにお気づきかもしれませんが、 “cupboard” の “p” は発音されずサイレントになってます。
また、 “board” の発音も “bird”(鳥)に近い発音です。
「食器棚」を指す英語フレーズは他にも、
cabinet
“cabinet” の発音



日本語でも「キャビネット」と言ったりすることもあるので、こちらの方が馴染みのある表現かもしれませんね。
アメリカでは “cabinet” 、イギリスでは “cupboard” を使う傾向にあるようですが、どちらも使われる表現として覚えておきましょう。



ちなみに、 “cabinet” には「内閣」「閣僚」といった意味で使われることもありますね。
cupboard の使い方
では、 “cupboard” の使い方を例文で見ていきましょう。
The plates are in the cupboard.
お皿は食器棚の中にあるよ。
She opened the cupboard to get a mug.
彼女はマグカップを取るために食器棚を開けた。
I need more space in my cupboard. I think I’ll buy a new one soon.
食器棚のスペースがもっと必要だから、そろそろ新しいのを買おうかな。
A: Where are the coffee mugs?
A: コーヒーを飲むマグカップはどこ?
B: They’re in the cupboard above the sink.
B: シンクの上の食器棚の中にあるよ。
A: Do we have any more pasta?
A: パスタってまだある?
B: Check the cupboard. It should be in there.
B: 食器棚を見てみて。そこにあるはず。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
cupboard の英語表現 まとめ
食器棚
発音はカタカナで書くと「カボァド」といった感じ。「カップボード」ではない。
“cupboard” の “p” は発音されずサイレント。”board” の発音も “bird” 「鳥」に近い発音。
“cabinet” も「食器棚」を指す英語フレーズとして使われる。