“by and large” ってどういう意味?まったく意味がピンとこないなぁ。
“by and large” という表現を聞いたことはありますか?
一見すると、このフレーズは意外な単語の組み合わせかもしれません。
英語の表現は語源がいろいろあり、フレーズを見て意味がわかる表現もあれば、わからない表現もあります。
僕は最初 “by and large” を見て「まったく意味がわからん!」と思いました。笑
ということで今回は、 “by and large” の意味と使い方についてお伝えします。
by and large の意味は?
“by and large“ は、
- 一般的に
- 全般的に(見て)
- 概ね
こんな意味があります。文頭で使うことが多いですが、文中でも使われます。
“by and large“ という表現は、もともとは航海用語。
“by” は風上方向に進むこと、 “large” は風下方向に進むことを表していて、 “by and large“ で「風上や風下になっても=どんな方向に行っても」といった意味があります。
そこから、「全般的に」 や「概ね」 という意味で使われるようになりました。
“by and large“ と同じような意味で使える別の英語表現があります。
- mostly
- basically
- generally
- in general
- on the whole
探してみると同義語、類義語はけっこうありますが、上記を押さえておくといいと思います。
by and large の使い方
では、 “by and large” の使い方を例文で見ていきましょう。
By and large, a lot of people are not very happy with the government policies.
一般的に、多くの人が政府の政策にあまり満足していません。
There are a few small things that I don’t like about my job. but by and large, it’s very enjoyable.
私の仕事で嫌な部分も多少ありますが、全般的にはとても楽しいです。
A: I don’t understand why Japanese people work so hard.
A: なんで日本人はこんなにも働くのかわからない。
B: I don’t have a strong sense of responsibility, but by and large, they do. That’s probably the reason.
B: 私は責任感が強い方ではありませんが大体はそうです。おそらくそれが理由です。
by and large の英語表現 まとめ
- by and large
- 一般的に
- 全体的に
“by and large“ はもともと航海用語で、「風上や風下になっても=どんな方向に行っても」という意味が由来。
- mostly
- basically
- generally
- in general
- on the whole