「百聞は一見にしかず」って言葉が日本語にはあるけど、英語でこういった表現あるのかな・・・?
「ハワイは最高だから、絶対行くべきだよ!」
「あそこのお店、めっちゃ美味しいよ。」
「この〇〇コスメは△△な人にオススメ!」
このように、自分が未体験なことに対して、周りの人や雑誌・インターネットからオススメされる機会はきっとあるでしょう。
とはいえ、オススメをいくら見たり聞いたりしても、やはり自分で体験してみないことにはわからないことばかり・・・。
そんなとき、日本語では「百聞は一見にしかず」という言葉を使うことがあります。
これは「人から何回も話を聞くよりも、一度自分の目で見る・実際に体験する方が勝る」といった意味やニュアンスが込められてます。
この「百聞は一見にしかず」という言葉、同じような意味で使われる英語表現があるんです!
一体どんな英語フレーズになるのか、早速見ていきましょう!
「百聞は一見にしかず」は英語で?
「百聞は一見にしかず」は英語で、
A picture is worth a thousand words
このように表現します。
“A picture is worth a thousand words” の発音
“A picture is worth a thousand words“ は直訳すると「1枚の絵(写真)は1,000の言葉の価値がある」となりますが、この表現に込められた意味やニュアンスは「百聞は一見にしかず」と同じ。
特に絵やグラフィックに関する内容に対して使われるユニークな表現ですが、若者からお年寄りまで、年齢問わず今でも使われています。
日本は100 (百) ですが、英語は 1,000 (thousand) という数字が使われていますね。おもしろい!
ちなみに、 「百聞は一見にしかず」の意味で使える別の表現もあります。
- Seeing is believing
- It’s better to see something once than to hear about it a thousand times
“Seeing is believing” は「見ることは信じること」が直訳ですが、「自分の見たこと(確かなこと)だけが説得力を持つ」という意味合いになります。
「自分の目で見たり、体験すれば信じる」や「自分が見る・体験するまでは信じない」といったニュアンスがあります。
“It’s better to see something once than to hear about it a thousand times” は「何度も聞くより、一度見たほうがいい」となり、「百聞は一見にしかず」の意味になります。
こっちの方が日本語の「百聞は一見にしかず」をそのまま英語にした感じがしますけどね。
「百聞は一見にしかず」の英語表現の使い方
では、「百聞は一見にしかず」を意味する英語フレーズの使い方を例文で見ていきましょう。
A picture is worth a thousand words. I looked at his work and I was speechless.
百聞は一見にしかずだね。彼の作品を見て言葉を失ったよ。
Hawaii is the best place to visit. You should definitely go! Seeing is believing.
ハワイは最高の観光地だから絶対に行くべきだよ!百聞は一見にしかずだよ。
A: People keep saying that the restaurant is the best in town. So I gave it a try once and now I know why.
A: このレストランは街で一番おいしいって言われ続けているから私も一度試してみたんだけど、その理由がわかったよ。
B: It’s better to see something once than to hear about it a thousand times, right?
B: 百聞は一見にしかずでしょ?
その他の表現はいかがでしょうか?↓
「百聞は一見にしかず」の英語表現 まとめ
A picture is worth a thousand words
“A picture is worth a thousand words“ は直訳すると「1枚の絵(写真)は1,000の言葉の価値がある」となりますが、この表現に込められた意味やニュアンスは「百聞は一見にしかず」と同じ。
特に絵やグラフィックに関する内容に対して使われるユニークな表現。
- Seeing is believing
- It’s better to see something once than to hear about it a thousand times