“spice (things) up” はスパイスと関係・・・ある?
“spice (things) up”
どんな意味だと思いますか?
スパイス(spice)は、ご存知のとおり「香辛料」のことですね。
この表現は、「香辛料」から派生したおもしろい英語フレーズ。
うまく使いこなせると、めちゃくちゃオシャレでカッコいいです!(笑)
ぜひマスターして使ってほしい表現なので、意味やニュアンスを押さえておきましょう。
spice (things) up の意味は?
“spice (things) up” は、
- (もの・ことを)より面白くする
- (もの・ことを)より刺激的にする
こんな意味があります。
“spice up” の発音
“spice things up” の発音
“things” が入ると、より強い変化を与えるニュアンスがあります。
“spice up” はそもそも、「料理にスパイスを加える」という意味があります。
I need to spice up this dish a bit. It’s a little bland.
この料理に少しスパイスを加える必要があるわ。ちょっと味が薄いな。
スパイス(香辛料)を加えて、味・香りを整える、または加えるといったニュアンスですね。
そして、今回のフレーズは元の意味・ニュアンスから派生したイディオム表現。
「(もの・ことを)より刺激的にする」「(もの・ことを)より面白くする」といった意味になります。
たとえば、退屈な日常やマンネリ化した関係などに刺激・変化を与えてより面白くしたり、エキサイティングなものにする、といった状況で使います。
“spice (things) up” は、下記の英語フレーズに変えることもできます。
- make more interesting
- pep up
“make more interesting” の発音
“pep up” の発音
We need to make our marketing campaign more interesting to capture the audience’s attention.
観客の注意を引くためにマーケティングキャンペーンをより面白くする必要があります。
Let’s play some upbeat music to pep up the atmosphere at the party.”
パーティーの雰囲気を元気づけるために、明るい音楽を流しましょう。
いずれも「今までの流れ・状況に変化を加える」というニュアンスで使える表現です。
spice (things) up の使い方
では、 “spice (things) up” の使い方を例文で見ていきましょう。
Let’s spice things up and try a new restaurant for dinner tonight.”
今夜は趣向を変えて新しいレストランに行ってみようか。
The teacher tried to spice up her lesson with some games.
先生はゲームを取り入れて授業を盛り上げようとした。
I need to spice up my life. I’m feeling a little bored.
毎日がマンネリ化してきたから何か刺激が欲しい。
He spiced up his Instagram feed by posting more travel photos.
彼は旅行写真をもっと投稿して、インスタグラムのフィードをより面白いものにした。
A: Our relationship has been a bit dull lately.
A: 最近、私たちの関係がすこし単調になってきたよね。
B: Maybe we should spice things up by planning a dinner date at the fancy restaurant.
B: オシャレなレストランでディナーデートしてみるのはどうかな。
A: Our garden looks a bit dull.
A: 庭が少し単調に見えるよね。
B: Let’s spice things up by planting some herbs and vegetables.
B: ハーブや野菜を植えて雰囲気を変えてみようよ。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
spice (things) up の英語表現 まとめ
- (もの・ことを)より面白くする
- (もの・ことを)より刺激的にする
“spice up” はそもそも、「料理にスパイスを加える」という意味があり、そこから派生したイディオム表現。
- make more interesting
- pep up