「たくさんの料理を作る」は英語で?
唐突ですが、料理をするのは好きですか?
好きな人であれば、料理に何時間も費やすことは、きっと容易かもしれません。
とはいえ、「特別な日のため」「来客のため」「大家族のため」に、食べ物を多めに作らないといけないときはやはり大変です。
ちなみに「たくさんの料理を作る」と言いたいとき、英語で “I cook a lot of food.” という言い方があります。
ですが、今回は “a lot of food” と言わずに「たくさんの料理を作る」、と言うことのできるイディオム表現を紹介します。
「たくさんの料理を作る」は英語で?
「たくさんの料理を作る」は英語で、
cook up a storm
このように表現します。
“cook up a storm”
“cook” は「料理・調理する」ですが、 “cook up” には「素早く料理をする」という意味があります。
直訳すると「嵐を素早く料理する」となってしまいますが、 “cook up a storm” には、時間や労力をかけて料理をするニュアンスがあり、そこから「たくさん料理をする」という意味で使われます。
ちなみに “cook up” だけだと、「でっちあげる」や「捏造する」という意味で使われることもあります。
“cook up a storm” は別の英語表現に置き換えできます。
- cook all day
- cook all night
時間や労力をかけるということで、 “all day” 「一日中」や “all night” 「一晩中」という意味を使っています。
この場合は “cook up” ではなく、 “cook” が使われていますね。
「たくさんの料理を作る」の英語表現の使い方
では、「たくさんの料理を作る」を意味する “cook up a storm” の使い方を例文で見ていきましょう。
Wow, you’re cooking up a storm!
おお、たくさん料理作っているね!
We’ll cook up a storm together for the Christmas party tomorrow.
明日のクリスマスパーティーのために、一緒にたくさん料理を作るぞ。
A: Should I bring something to the party? Like wine or beer?
A: 何か持参したほうがいいのでしょうか?ワインとかビールとか?
B: Nah, Just bring yourself. I’ll cook up a storm.
B: いや大丈夫、ただ来てくれるだけでいいよ。こっちでたくさん料理作るから。
「たくさんの料理を作る」の英語表現 まとめ
cook up a storm
“cook up” はもともと「素早く料理をする」という意味。
“cook up a storm” は、時間や労力をかけて料理をするニュアンスがあり、そこから「たくさん料理をする」という意味で使われる。