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「教える = teach」だけじゃないネイティブが使う「教える」の表現3つ

気になる人

「教える」といえば “teach” のイメージだけど、違うの?

「あとで予定教えてね」

「駅までの行き方を教えて」

「パソコンの使い方を教えて」

このように、日本語の「教える」には、色々な使い方がありますよね。

ですが、こういった場面での「教えて」を英語で言うとき、英語では “teach” を使いません。

英語では必ずしも「教えて = teach」とは限らず、どういったニュアンスの「教えて」によって選ぶ単語を変えているんです。

ということで、今回は “teach” だけじゃない「教える」のネイティブ表現を3つ紹介します。

もくじ

teach が持つ「教える」の意味

まずは、 “teach” が持つ「教える」の意味を確認しておきます。

“teach” はご存じのとおり「教える」ですが、特に学問や知識、技能などを相手に伝えるときにネイティブがは使います。

先生が勉強を教えたり、ピアノの弾き方を教えたりなど、教えてもらう側に学習をする意図があるときに “teach” を用いるイメージですね。

日本語では、一般的な情報や方法を「知らせる」「伝える」ときにも「教える」とよく言いますが、英語では必ずしも “teach” が使われるわけではないんです。

Can you teach me how to get to the station?
駅までの行き方を教えてくれませんか?

I will teach you my contact details later.
あとで私の連絡先を教えますね。

Taka

つい言ってしまいがちな、よくある間違いの一例ですね。

上記の例を見ても分かる通り、「教える」と言っても学術的、技術的に何かを相手に教えるわけではありませんよね。

ということで、次項からは「知らせる」「伝える」の意味で使う「教える」の英語フレーズをご紹介します。

「教える」の show

「教える」 は、

show

このように表現することもできます。

“show” の発音

“show” は「見せる」や「示す」といった意味で有名ですが、道順や方法など何かのステップを「教える」という意味もあります。

日本語でも「こうやってやるんだよ〜!」と相手に伝えるときに、「見せる」や「示す」と言ったりもしますよね。まさにあのニュアンス。

Taka

先ほどの “teach” が持つ学問、知識、技能などを「教える」とは違いますよね!

“show” を使った「やり方を教える」の意味で使うネイティブ表現もあります↓

I’ll show you how to use this software.
このソフトの使い方を教えるよ。

My friend showed me how to make her lasagna.
友人がラザニアの作り方を教えてくれた。

A: I can’t figure out how to use this new camera.
A: 新しいカメラの使い方がよくわからないな。


B: No problem, let me show you. It takes some time to get used to it, so bear with me.
B: 大丈夫、教えてあげるよ。慣れるまで時間がかかるから我慢してね。

「教える」の tell

さらに 「教える」 は、

tell

こちらも使えます。

“tell” の発音

“tell” は「言う」の意味で、 “say” や “explain” と同じように使えると覚えている人も多いと思いますが、他にも「教える」や「伝える」という意味もあります。

何かの情報をただ「伝える」というニュアンスがあり、相手にとって明らかにわかる内容について使われる印象があります。

たとえば、電話番号やメールアドレス、SNSのアカウントなどを相手に尋ねるとき、

Can you tell me your phone number?

Can you tell me your email address?

Can you tell me your instagram account?

このように、相手がすでに知っていること、または容易に想像できることに対して “tell” を使いがちです。

先ほどの「教える」の “teach” の持つニュアンスとは明らかに違い、「知らせる」「伝える」のニュアンスを感じますよね。

Taka

上記のケースだと、シンプルに “What’s your phone number?” のように直接的な言い方もよく使われます。

He told me what happened at the meeting.
彼は会議で何があったか教えてくれた。

A: Excuse me, can you tell me how to get to the station?
A: すみません、駅までの行き方を教えてください。


B: Sure. Just go down the street and turn right at the second corner. You’ll see it on your right.
B: もちろん。この通りを進んで2つ目の角を右に曲がってください。右手に見えてきます。

A: Look, they are twin brothers and the standing on the right is John.
A: ほら、あの2人は双子なんだけど、右側にいるのがジョンだよ。


B: How can you tell?
B: なんでわかるの?

「教える」の let someone know

さらに「教える」 は、

let someone know

この英語フレーズもよく使います。

“let someone know” の発音

“let” は「〜させる」と学校で習ったと思いますが、そんな覚え方をするより、この英語フレーズを丸ごと覚えてしまった方が早いです。

“let me know” は「私に知らせる」

“let you know” は「あなたに知らせる」

このように、 “someone” には『伝える相手』が入ります。

Please let me know as soon as you can.
できるだけ早めに教えてください。

I’ll let you know when he arrives.
彼が到着したらお知らせします。

A: Are you free next week? We’re thinking of having a party.
A: 来週空いてる?パーティをやろうと思ってるんだけど。


B: Hmm, I’m not sure what my schedule will be like. 
B: うーん、まだ予定がどうなるかわからないな。


A: No worries. Just let me know when you find out.
A: 大丈夫。予定がわかったら教えて。

「教える」の英語表現 まとめ

「教える」は “teach” 以外に3つの表現がある。

show

“show” は「見せる」や「示す」といった意味で有名ですが、道順や方法など何かのステップを「教える」という意味もある。

tell

何かの情報をただ「伝える」というニュアンスがあり、相手にとって明らかにわかる内容について使われることが多い。

let someone know

“let” は「〜させる」と学校で習ったと思いますが、そんな覚え方をするより、この英語フレーズを丸ごと覚えてしまった方が早い。

“someone” には『伝える相手』が入る。

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