「急用ができた」「急な用事が入った」って英語でなんて言うの?
友達や知人と会う約束をしていたのに、急用が入ってしまってすぐに対応しなければいけなくなってしまい、キャンセルしなければいけないときってありますよね。
そんなときに使える「急用ができた」「急な用事が入った」の定番フレーズを紹介します。
「急に」「突然に」「いきなり」を英語で言うときに、 “suddenly” や “all of a sudden” といった表現が出てくるかもしれませんが、もっとシンプルに言える表現があります。
ということで、今回は簡単に言い表せる「急用ができた」「急な用事が入った」の英語フレーズと使い方についてお届けします。
「急用ができた」「急な用事が入った」は英語で?
「急用ができた」「急な用事が入った」は英語で、
- Something has come up
- Something came up
このように表現します。
“Something has come up” の発音
“Something came up” の発音
“Something has come up” や “Something came up” は直訳すると「何かがやってきた」です。
ここでの「何か」は「何かしらの予定」を表し、その予定が自分のもとにやってきたことから「急な予定ができた」の意味になります。
たとえば、外せない予定が急に入ってしまったとき、日本語では「用事が入った」や「急用ができた」と言いますよね。
「用事」は英語で “errand” と表すこともできますが、ここでは “something” 「何か」「ある事」という意味のぼんやりとしたニュアンスの言葉をあえて使っていますね。
このあたりは、なんだか日本語と感覚が似ていますね!
ちなみに、 “Something has come up” は『have + 過去分詞』の形、 “Something came up” は『過去形』ですが、まったく同じ意味として使われるので、どちらを使ってもOKです。
また、「急用」という日本語から “emergency” という言葉を思い浮かべる人もいますが、 “emergency” は「緊急事態」という意味になるので、ニュアンスが異なります。
実際に「緊急事態」がある場合は、
I have an emergency at work.
There is an emergency at home.
このように言うことができます。
ただ、一般的な「急な予定が入った」ときの表現とは異なる使い方になるので、合わせて押さえておきましょう。
「急用ができた」「急な用事が入った」の英語表現の使い方
では、「急用ができた」「急な用事が入った」を意味する英語フレーズの使い方を例文で見ていきましょう。
Something just came up at work. I don’t think I’m able to make it tonight.
たった今、仕事で急用ができてしまった。今夜は無理そう。
I am so sorry for the last minute cancellation, but something important just came up.
直前のキャンセルで本当に申し訳ないのですが、急な用事が入ってしまいました。
A: Where is Mike? I thought he was also here in the meeting.
A: マイクは?彼もこの会議に参加していると思ったんだけど。
B: He already left. He said something urgent came up and he couldn’t stay any longer.
B: もう彼は帰ってしまった。なんだか急用ができてこれ以上いられないと言ってた。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
「急用ができた」「急な用事が入った」の英語表現 まとめ
- Something has come up
- Something came up
直訳すると「何かがやってきた」。
ここでの「何か」は「何かしらの予定」を表し、その予定が自分のもとにやってきたことから「急な予定ができた」の意味になる。
日本語では「急用ができた」のように用事の具体的な内容に触れないのと同じく、英語では「何か」「ある事」を意味する “something” を使っている。