“par for the course” ってどういう意味?
週末になると、仲間や家族とどこかへ出かけるという方も多いと思いますが、どこに行っても混雑しています。
その中でも、夏のお盆の時期は帰省ラッシュもあり、空港や新幹線などはたくさんの人でごった返します。
今は、コロナ禍なのでなかなか難しいですが・・・。
毎年のことなので混雑することはわかっていますが、こういった状況のときに “par for the course” という表現は使えます。
ということで今回は、 “par for the course” の意味と使い方についてお伝えします。
par for the course の意味は?
“par for the course” は、
- 当たり前のこと
- よくあること
- 予想通り
こんな意味があります。
この “par for the course” はこれまでの経験がベースとなっているのがポイントで、その過去の経験から「よくあること、その状況下では当たり前のこと」と予想がつきそうなときに使われるんです。
この “par for the course” という表現は、もともとはゴルフ用語が語源となっています。
ゴルフには “par” といって、 “par4” や “par5” など「各コースで期待される打数」というのがあります。
上手なゴルファーは、決められた打数以下でコースを回れても不思議ではない=これまでの経験から期待されること、当たり前のこと、といった意味になるんです。
par for the course の使い方
では、 “par for the course” の使い方を例文で見ていきましょう。
If you become an influencer, a little criticism might be par for the course.
インフルエンサーになれば、少々の批判は当然のことかもしれません。
The budget for Q2 is going to be cut again this year, but then that’s par for the course.
今年もQ2の予算は削減されるようですが、それは予想通りです。
A: That was really tough to run without drinking any water in summer in Japan.
A: 日本の夏に水を飲まずに走るのは本当に大変でした。
B: That’s par for the course! You gotta be careful!
B: それは当然のことです。気をつけないと!
par for the course の英語表現 まとめ
- par for the course
- 当たり前のこと
- よくあること
- 予想通り
“par for the course” という表現は、もともとはゴルフ用語が語源。これまでの経験から期待されること、当たり前のこと、といった意味になる。