意外かもしれないけど、緊張したら「頭が真っ白になる」こと、よくあるんだよなぁ・・・。
極度の緊張によって、思考が停止してしまったり、大事なことをド忘れしてしまったことはありませんか?
「人前で発言しようとしたら、頭が真っ白になった」
「プレゼンの途中で、頭が真っ白になってしまった」
「好きな人に告白しようとしたけど、頭の中が真っ白・・・。」
こんなときに、日本語では「頭が真っ白になる」という言葉がありますが、英語でなんと言ったらいいでしょう??
「頭が真っ白になった」から訳して “My head became white” や “My head got white” と言っても、残念ながら伝わりません。
ネイティブが使う「頭が真っ白になる」の英語フレーズと使い方について早速見ていきましょう。
「頭が真っ白になる」は英語で?
「頭が真っ白になる」は英語で、
My mind goes blank
このように表現します。
“My mind goes blank” の発音
“My mind goes blank” で使われている単語を確認してみます。
- mind:心、精神
- go:〜に行く、〜(の状態に)になる
- blank:空白、白紙
上記を踏まえると「心・精神が空白になる」といった感じで、日本語の「頭が真っ白になる」とかなり似ていますよね。
“go” は「〜に行く」という意味でよく知られてますが、「〜(の状態に)なる」という意味でも使われます。
たとえば、 “go crazy” は「気が狂う」や「激怒する」ですし、 “go bad” は「(食べ物が)悪くなる」といった感じですね。
“crazy” や “bad” の状態に変化しながら向かって動いていくようなイメージ。
ちなみに、「頭が真っ白になる」の意味で “My mind goes blank” を使いますが、そもそも「頭が真っ白になる」とは「何も考えられない」や「何も思い出せない」状態を表しているとも言えますよね。
なので、以下の英語フレーズなどに置き換えることもできます。
- 何も考えられない:I can’t think of anything
- 何も思い出せない:I can’t remember anything
“remember” は「覚える」と記憶している人もいると思いますが、「思い出す」という意味でも使われますよ!
「頭が真っ白になる」の英語表現の使い方
ちなみに、すでに「頭が真っ白になっている」という状態を表すときは、
My mind is blank
先ほどの “goes” のところに、be動詞の “is” を入れればOKです。
よく間違いで “I’m blank” と言ってしまう人がいますが、これだと「私は空っぽです」といった悲しい意味になってしまいます。ここは気をつけるようにしましょう。
では、「頭が真っ白になる」を意味する英語フレーズの使い方を例文で見ていきましょう。
My mind went blank as soon as the presentation began.
プレゼンが始まった途端、頭が真っ白になった。
Oh my goodness, my mind is completely blank. What am I going to do?
やっばーッ、頭が真っ白になっちゃったな。どうしよう?
A: What a great speech. You did a really good job!
A: とても素晴らしいスピーチだったね。よくやったな!
B: Thank you. Actually my mind went blank but I barely got through it.
B: ありがとうございます。実は、頭が真っ白になりましたが、かろうじて乗り切りました。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
「頭が真っ白になる」の英語表現 まとめ
My mind goes blank
“go” は「〜に行く」以外にも「〜(の状態に)なる」という意味でも使われる。
ちなみに、すでに「頭が真っ白になっている」という状態を表すときは、
My mind is blank
- 何も考えられない:I can’t think of anything
- 何も思い出せない:I can’t remember anything