“stop” を使わないで「雨が止んだ」なんて言えるっけ・・・?
英語で「雨が止んだ」は “stop” を使って
It stoped raining.
The rain (has) stopped.
このように表現します。
“stop” は「止まる」なので、「雨が止まる = 雨が止む」ですね。
ですが、ネイティブは “stop” を使わずに「雨が止んだ」を表現することがあるのをご存知でしょうか・・・?
「雨が止んだ」は英語で?
「雨が止んだ」のネイティブ表現は、
The rain let up
“The rain let up” の発音
これ言えると、めっちゃネイティブっぽくなります!笑
では、 “let up” の各単語について見ていきましょう。
- let: 放す・解放する・許す
- up: 上に・上へ・上昇する
まとめると「上方向に解放する」「上へ緩める」となり、雨や雪など悪天候の「強度や勢いを弱める・止める」といった意味になります。
「“悪い状態”から少しずつ解放されていく」といったイメージですね。
“let up” は「暑さ」や「寒さ」などの悪天候にも使えます。
The heat/cold is letting up recently.
最近、暑さ/寒さが和らいできている。
暑さ・寒さの「強度・勢いを弱める・止める」なので、日本語の「和らぐ」という意味に相当します。
以下の状況・状態に対して “let up” は使えます。
- 天候(寒暖も含む)
- 渋滞・交通
- 痛み・症状
- 圧力・ストレス
- 困難・負担
- 人の態度・要求
- 緊張・興奮
色々な場面で使えることを覚えておきましょう!
「(悪天候などが)止む・和らぐ」の英語表現の使い方
では、「雨が止んだ」など、「悪天候が止む・和らぐ」の英語表現を例文で見ていきます。
The rain is letting up.
雨が弱まってきている。
The heat has been relentless this week. It’s not letting up at all.
今週はずっと暑い日が続いている。暑さはなかなか和らぐことがない。
The traffic hasn’t let up all day. I’m still stuck in a jam.
一日中渋滞が続いている。まだ抜けられない。
The pressure from my boss hasn’t let up. I’m feeling stressed out.
上司からのプレッシャーがずっと続いている。ストレスが溜まっている。
Her headache didn’t let up despite taking medication.
薬を飲んでも彼女の頭痛は和らがなかった。
A: Do you think the rain will let up soon?
A: 雨はもうすぐやむと思う?
B: I hope so. It’s been pouring all day
B: そう願いたいね。一日中降り続いているから。
A: How’s the traffic?
A: 交通量はどう?
B: It’s still bad. The congestion doesn’t seem to let up.
B: まだ良くないね。渋滞がまったく和らぐ気配がないよ。
A: I’m so tired. We’ve been working non-stop all day.
A: 疲れた。私たち一日中休みなく働いていたよね。
B: I know what you mean. The work hasn’t let up at all.
B: わかる。仕事が全然途切れないもんね。
雨にまつわる他の表現はいかがでしょうか?↓
「雨が止む」「(悪天候などが)和らぐ」の英語表現 まとめ
let up
“let up” は「強度や勢いを弱める・止める」といった意味。日本語では「和らぐ」の意味でも使われる。
天候も含めて、以下の状況・状態に対して “let up” は使える。
- 天候(寒暖も含む)
- 渋滞・交通
- 痛み・症状
- 圧力・ストレス
- 困難・負担
- 人の態度・要求
- 緊張・興奮