“save up for a rainy day” ってどういう意味?
夏とは思えないぐらい、ここ最近は涼しい日が続いてますね。その涼しさの要因となっているのが、全国各地で広がる大雨。
ということで、今回は「雨」の単語を使った表現を紹介します。
“save up for a rainy day”
“rainy” は雨を表す単語なので雨に関する英語フレーズのように思うかもしれませんが、実際には雨の場面で使う表現ではありません。
「雨」とはあまり関係がない “save up for a rainy day” の意味と使い方をお届けします。
save up for a rainy day の意味は?
“save up for a rainy day” は、
- 万が一のために貯金をする
- 予定外の出費に備える
こんな意味があります。 “up” を抜かして “save for a rainy day” でもOK。
冒頭で「雨」とは関係ないと言いました。たしかに “rainy day” は「雨の日」なので、上記の意味には含まれていません。しかし、 “save up for a rainy day” を直訳すると「雨の日に備えて蓄える」という意味になるんです。
ここでの「蓄える」は、主に「お金」のことを指しています。
もし、予想もしていないことが自分や家族の身に起こったときなど、いざと言うとき、想定外のできごとなどに対応できるように、あらかじめお金を貯めておく、というわけです。
「rainy day = 悪天候 = 良くない状況のとき」といった感じのイメージを持っておくといいですね!
“save up for a rainy day” というイディオム表現は、
save(keep) money for a rainy day
のように、「お金」という単語を使う言い方もありますが、 “save up for a rainy day” と同じように使えます。
save up for a rainy day の使い方
では、 “save up for a rainy day“ の使い方を例文で見ていきましょう。
Luckily, she had saved some money for a rainy day.
幸いなことに、彼女はいざと言うときのためにお金を貯めていた。
A: What’s up, man?
A: よう、そこで何してんの?
B: Well, I lost my job yesterday.
B: 何だ?・・・あーあ、こりゃダメだ。
A: Oh, I’m sorry to hear that. Is there anything I can do for you? I can lend you some money if you want…
A: それはお気の毒に。何か俺にできることはある?よければお金貸すけど…。
B: That’s okay. I have saved up for a rainy day. Thank you for your offer, though.
B: 大丈夫。私は万が一のための貯金もあるから。でも申し出てくれてありがとね。
A: Don’t buy so many clothes you don’t even wear that much, Rachel.
A: そんなに着ることがない服をたくさん買わないでね、レイチェル。
B: I know, but I can’t stop buying them cause they’re so cute.
B: わかってるけど、可愛くてついつい買っちゃうのよ。
A: Yeah, but we need to save up some money for a rainy day for the future.
A: そうかもしれないけど、いざと言うときのためにお金を貯めておかないと。
save up for a rainy day の英語表現 まとめ
- save up for a rainy day
- 万が一のために貯金をする
- 予定外の出費に備える
“up” を抜かして “save for a rainy day” でもOK。
「お金」を強調して、以下の表現も使われる。
save(keep) money for a rainy day