サッカーで「前半◯分」とか「後半◯分」って言ったりするけど、英語でどうやって言うの?
サッカーのワールドカップ、盛り上がっていますね!
日本がドイツに勝利をするなど、格上とされる相手に勝利するチームが出てくるのも、国際大会ならではの面白さかもしれません。
ところで、サッカーでよく聞かれる「前半◯分」や「後半◯分」という表現、英語でなんと言うと思いますか??
仮に「前半」や「後半」の英語フレーズは知っていても、「◯分」のように細かい時間の表現までは知らない人も多いはず。
ということで、今回は「前半◯分」や「後半◯分」の英語フレーズと使い方についてお届けします。
まずは「前半」や「後半」の英語フレーズを押さえておく
「前半◯分」や「後半◯分」の英語フレーズを紹介する前に、まずはゲームの「前半」や「後半」の英語フレーズについて見ていきます。
「前半」は英語で、
first half
「後半」は英語で、
second half
このように表現します。
“first half” の発音
“second half” の発音
試合の勝敗が決まらないときの延長戦を除き、サッカーの試合は「前半」と「後半」の2部構成になっていますよね。
2つに分かれていることから「半分」を意味する “half” を使って、「前半」は最初の “half” なので “first half” と言い、「後半」は2番目の “half” なので “second half” と言います。
表現はいたってシンプルなんです。「前」と「後」の漢字から考えてしまうと難しいので、英語の方で考えるようにしましょう。
ちなみに、「前半」と「後半」の間にある小休憩のことを日本語で「ハーフタイム」と言いますが、これは英語でも同じく “half time” です。
He scored once in the first half.
彼は前半に1点決めた。
このように、「前半」または「後半」という大ざっぱな時間の区切りはできますが、具体的な時間帯を表現することはできません。
ということで、ここからは「前半◯分」や「後半◯分」の英語フレーズについて触れていきます。
「前半◯分」や「後半◯分」は英語で?
「前半◯分」や「後半◯分」は英語で、
in the 〇〇th minute
このように表現します。
たとえば、「前半27分」であれば、
“in the 27th minute” の発音
このように、「〇分」に入るのは、数字ではなく「序数」が入るんです。
(※「序数」については後ほど解説しますが、序数によっては “~th” ではなく、 “~st” や “~nd” になることもあります。)
また、「後半◯分」の表現については、前半の続きから時間をカウントするのもポイントです。
日本では、前半45分・後半45分と分けて考えがちですが、海外では前後半合わせて90分と考えるのが一般的なんです。
なので、「後半◯分」の表現は、前半の続きから時間をカウントしていきます。
たとえば、「後半36分」を英語で言う場合、前半45分+後半36分=81分になるので、 “in the 81th minute” となるわけですね。
慣れるまではちょっと難しいですが、ぜひ覚えておきましょう!
- 序数について
序数とは、主に「〜番目」を表すときに使われる表現。
ですが、その他にも「日付」や「◯周年」、「◯等級・◯学年」「(分数の)◯分の〜」などの意味で、意外と身近に使われいるんです。
基数 | 序数 | 序数(省略ver.) |
---|---|---|
1 (one) | first | 1st |
2 (two) | second | 2nd |
3 (three) | third | 3rd |
4 (four) | fourth | 4th |
5 (five) | fifth | 5th |
6 (six) | sixth | 6th |
7 (seven) | seventh | 7th |
8 (eight) | eighth | 8th |
9 (nine) | ninth | 9th |
10 (ten) | tenth | 10th |
11 (eleven) | eleventh | 11th |
12 (twelve) | twelfth | 12th |
13 (thirteen) | thirteenth | 13th |
20 (twenty) | twentieth | 20th |
21 (twenty-one) | twenty-first | 21st |
22 (twenty-two) | twenty-second | 22nd |
23 (twenty-three) | twenty-third | 23rd |
100 (one-hundred) | one-hundredth | 100th |
101 (one-hundred-one) | one-hundredth-first | 101st |
基本的には、”six + th = sixth” や “fourteen + th = fourteenth” のように、『基数(数字)+ th 』の形で序数を作ることができます。
ただし、一部の序数は形そのものが違ったり、スペルが脱落・変化しているんです。
「23」以降は、20番台のルールに沿って序数が作られるので、たとえば「52」の序数は “52nd” となります。
「前半◯分」や「後半◯分」の英語表現の使い方
では、「前半◯分」や「後半◯分」の使い方を例文で見ていきましょう。
Kenji equalized in the 62nd minute before Masao scored.
後半17分、マサオが得点する前にケンジが同点に追いついた。
Japan allowed the Brazilians to score in the 11th minute with their first shot on target.
日本代表は前半11分、ブラジルに最初のシュートで得点を許した。
Kazu in Japan team tied the game a few minutes before the end and drew with the Spain in the third game.
日本代表のカズは試合終了の数分前に同点に追いつき、第3戦はスペインと引き分けた。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
「前半◯分」や「後半◯分」の英語表現 まとめ
in the 〇〇th minute
「〇分」に入るのは、数字ではなく「序数」が入る。
また、「後半◯分」は、前半の続きから時間をカウントするのが一般的。
前半45分・後半45分と分けて考えがちのところ、前後半合わせて90分と考える。