“fudge” って西洋のお菓子じゃなかったっけ?
“fudge” と聞くと、スイーツ好きな人にとってもしかしたら馴染みがあるかもしれませんが、柔らかくて甘いキャラメルのようなキャンディー(お菓子)のこと。
ですが、キャンディを指すだけではなく、全く違う意味を持っている英単語でもあります。
- キャンディ(イギリス) / チョコレートソース(アメリカ)
- ごまかす
- くそぉ!
と、いうことで今回は、スラング表現を含む “fudge” の3つの違った表現をお届けします。
「キャンディ/ チョコレートソース」の fudge
読み方は『ファッジ』。
冒頭でも触れましたが、 “fudge” といえば、バターやミルク、砂糖で作られた西洋では有名なキャンディ(お菓子)です。
“fudge” 「ファッジ」は、19世紀のアメリカが発祥で、そこから様々な国(特に西洋圏)に広まったと言われています。
また、“fudge” 「ファッジ」はアイスクリームなどのトッピングとしても使われる、チョコレートソースを指すこともあります。hot fudge や chocolate fudge という言い方もあるようです。
Having ice cream with fudge is the best!
アイスクリームとファッジを一緒に食べるのは最高だな!
I love pouring chocolate fudge on top of chocolate cake.
チョコレートケーキの上にファッジを載せるのが大好き。
「ごまかす」の fudge
西洋のお菓子だけではなく、“fudge” は「ごまかす」を意味する動詞でもあります。本当のことを隠すために、事実や数字などを「ごまかす」時に使える表現。
また、本当の年齢ではなく、うその年齢を言う時も “fudge” は使えます。
The company fudged its profit.
その会社は利益をごまかした。
She fudges her age because she wants people to think that she is still young.
彼女は人からまだ若いと周りから思われたいので年齢をごまかす。
「くそぉ!」の fudge
“fudge” は 「くそぉ!」と悔しがる時などに使えます。
f*ck という言葉がありますが、 “Cuss word” “Swear word” などと呼ばれる下品で汚い言葉として、特に子どもたちの前で使うのはタブーとされています。
その代わりとして音の響きが似ている “fudge” を使うことができます。
“fudge” の他に、“frick” も f*uk の代用が可能。
Oh, fudge! I left my keys at home.
くそぉ!鍵を家に置いてきた。
Fudge! I did the same mistake again!
ちくしょう!また同じ間違いをしてしまった!
「縁を切る」 まとめ
- 「キャンディ/ チョコレートソース」の fudge
バターやミルク、砂糖で作られた西洋では有名なお菓子のこと。アイスクリームなどのトッピングとしても使われる、チョコレートソースを指すこともあり。
- 「ごまかす」の fudge
本当のことを隠すために、事実や数字などを「ごまかす」時に使える表現です。年齢を偽る時にも使える。
- 「くそぉ!」の fudge
悔しがる時に使える f*ck は下品で汚い言葉として、特に子どもたちの前で使うのはタブーとされているので、その代わりに “fudge” が使える。