“come up short” ってどんなときに使えばいいの?
今回は、ビジネスの場面で使える英語フレーズを紹介します。
“come up short”
“come” は他の単語と組み合わせて、句動詞(phrasal verb)という熟語で使われることがよくありますよね。
1つずつ覚えていくのは大変ですが、 “come up short” は意味を細かく覚えなくても、イメージで理解しておける句動詞の1つだと思っています。
もし、 “come up” の意味がすでにわかっている人は、 “come up short” は簡単に感じるかもしれません。
ということで、早速見ていきましょう!
come up short の意味は?
“come up short” は、
- 足りない
- 届かない
こんな意味があります。
“come up short“ の発音
“come up short” は、「(なにかの目標・水準・基準)に足りない・届かない」といった意味で使われる英語フレーズ。
他にも、「及ばない」や「達しない」といった日本語の意味で使われることもありますね。
日常会話で使われるだけでなく、売り上げ目標に到達できなかったとき、などビジネスの場面でも使われることが多い表現です。
この “come up short” ですが、なんとなくのイメージを掴んでおくことで、わざわざ意味を覚える必要がなくなります。
そのためには、各単語の意味を感覚的に掴むのがポイントです。
“come” は「来る」として知られてますが、他にも「届く」や「(所定の)位置までくる」といった意味があります。「(どこか別の場所から)こっち側にやってくる」みたいなイメージ。
“up” は「上方向に」の意味。これは簡単ですね!
この2つが組み合わさって “come up” という句動詞になると、「(ある場所まで)上がってくる、達する」といった意味になります。
空っぽのコップに水を溜めるとき、水面がコップの縁に向かって上がってくるようなイメージを持っておくといいかも。
そこに “short” が付いた “come up short” は、 “come up” している状態が「ショートしている、足りない = short」で終わるという意味。
先ほどの水に例えると、水が満杯になれば目標達成ですが、それが途中までしか入らなかった状態ということですね。
“come up short” と同じ意味で使える別の表現があります。
fall short
そっくりそのまま “come up short” から置き換えできるので、余裕があれば覚えておきましょう。
come up short の使い方
では、 “come up short” のような英語フレーズの使い方を例文で見ていきましょう。
He came up short by a point in the competition.
彼はその大会で惜しくも1点差で敗退した。
We were so close to achieve the sales target but we came up a bit short.
売り上げ目標達成まであと一歩だったけど、少し足りなかった。
A: You took a TOEIC last month, right? How was it?
A: 先月、TOEICを受験したんでしょ?どうだった?
B: I was so close to reaching over 900 on the TOEIC test, but I came up short.
B: 900点超えまであとちょっとだったけど、一歩及ばずだったよ。
こんな他の表現はいかがでしょうか?↓
come up short の意味と使い方 まと
- come up short
- 足りない
- 届かない
“come up short” は、「(なにかの目標・水準・基準)に足りない・届かない」といった意味で使われる英語フレーズ。
空っぽのコップに水が溜まっていく状態をイメージできるといいかも。(詳しい内容・解説は本文で!)
- fall short