「浮気する・不倫する」のナチュラルな英語表現を知りたい。
恋人やパートナーの「浮気」や「不倫」は、人間同士が恋愛をするうえで、1番のトラブルかもしれません。
おそらく多くの人は「浮気」や「不倫」を望んでいないと思いますが、あるアンケート調査によると、今まで「浮気」や「不倫」をしたことがある人は、男女共に全体の約20%ほどいるんだとか。
10人に2人は浮気 or 不倫経験があるってことですよね。なんか意外と多いような気も・・・。
ということで、今回はネイティブがよく使う「浮気する・不倫する」の英語フレーズを3つ紹介します。
cheat on
「浮気する・不倫する」は、
cheat on
定番の英語フレーズですね。
“cheat on” の発音
“cheat on” を使うときは、
cheat on 人物
“cheat” は動詞で「だます」や「欺く」といった意味があり、そこから派生して「浮気する」の意味でも使われます。
そして、 “on” の後ろには、浮気をされて裏切られてしまった『人物』が入ることがよくあります。ここには浮気相手が入るわけではないので、気をつけましょう!
たとえば、 “She cheated on me!” なら「彼女は(私を裏切って)浮気をした!」となります。
ここでは「誰と」浮気したかよりも、「誰を裏切ったか」に焦点が当たっているイメージですね。
ちなみに、 “cheat” は「だます」や「欺く」から、テストなどの「カンニングをする」という意味でも使われますよ。
Don’t cheat on me, okay?
浮気しないでね、いい?
What would you do if you caught your partner cheating?
もしパートナーの浮気が発覚したらどうする?
I love my wife and family, so I swear I would never cheat on them in my life.
妻や家族を愛しているので、一生浮気はしないと誓っています。
have an affair
他にも、
have an affair
これも「浮気する・不倫する」の意味があります。
“have an affair” の発音
まずは、 “affair” の意味について見ていきます。
“affair” の意味
- 仕事・要件
- 私用・個人的な問題
- 浮気・情事
- 状況・情勢
“affair” は、「出来事」を意味する昔のフランス語 “afaire” から由来していると言われています。
そこから派生して、「(不倫の)情事・浮気」といった意味でも使われるようになったみたいですね。
なので、 “have an affair” は「浮気・不倫の状態にいる」となります。
先ほどの “cheat on ~” は「浮気する」の意味で使われることが多いのに対して、 “have an affair” は「不倫をする」の意味で使われることの方が多いです。
He has secretly had an affair with his colleague for 3 years.
彼は3年前から密かに同僚と不倫している。
The couples are divorced because she was having an affair with another guy.
夫婦が離婚したのは、彼女が他の男と不倫していたからである。
two-time
さらに「浮気する・不倫する」 は、
two-time
これは知っている人も少ないかもしれませんね。
“two-time” の発音
あれ? “two time” って「2回」「2倍」「2度」って意味じゃなかった?
「2回・2倍に・2度」の英語は “two times” (または “twice”)
こっちは “time” ではなく、 “times” です。
今回のフレーズは “s” がない “two-time”
とはいえ、 “two times” と似たようなニュアンスは持ってます。
それは、日本語の「二股」の意味ですね。
2つの関係(two)が同じ時期(time)に起こっている状態を表していると考えるといいかも!
“two-time” を使うときは、
two-time 人物
“two-time” のすぐ後ろに、浮気をされて裏切られてしまった『人物』が入ります。 “cheat on ~” と違って “on” のような前置詞がないのが特徴ですね。
I broke up with my boyfriend when I found out he was two-timing me.
彼氏が二股をかけていたことがわかったので別れた。
He doesn’t know Jessica has been two-timing him for a long time.
彼はジェシカがずっと二股をかけていたことを知らない。
こんな他の表現はいかがでしょうか?↓
「浮気する・不倫する」の意味と使い方3つ まとめ
- cheat on
cheat on 人物
“on” の後ろには、浮気をされて裏切られてしまった『人物』が入る。浮気相手が入るわけではないので注意!
- have an affair
“affair” は「出来事」を意味する昔のフランス語 “afaire” から由来していて、そこから派生して「(不倫の)情事・浮気」といった意味でも使われるようになった。
- two-time
two-time 人物
“two-time” のすぐ後ろに、浮気をされて裏切られてしまった『人物』が入る。 “cheat on ~” と違って “on” のような前置詞がないのが特徴。