“deal breaker” ってどんな意味?
直訳だと意味がしっくりこない時があるんだよなぁ。
そんなお悩みに答えていきます。
“deal breaker” という表現を見かけたことがあるかもしれませんが、直訳すると「取引を壊す人」や「契約を台無しにする人」となります。
一般的にはビジネスの場面で使われがちですが、状況によっては日常会話(特に恋愛について)でも使われます。
たとえば、どれだけ相手のことが好きだったとしても「〇〇は譲れない」「〇〇をされたら冷める」といったように「呑み込めない条件」を言いたい時に使える便利な表現なんですね。
と、いうことで、“deal breaker” の意味の本質と正しい使い方をしっかりと理解していきましょう。
“deak breaker” は2つの単語で構成
“deal breaker” は “deal” と “breaker” の2つの単語から構成されています。
“deal” はこんな意味があります。
- 分配する,分ける,配る
- 処理する,扱う
- (商売上の)取引
続いて “breaker” はこちら。
- 壊す人
- 破る人
- 破砕機
この2つの単語の意味を組み合わせてみると、冒頭にも触れたように「取引を壊す人」となりますが、日常会話で使う時は実こういった訳にはなりません。
“deal breaker” の意味
まずは “deal breaker” の実際に使われている意味をみていきましょう。
「呑み込めない」
「見逃せない」
「ありえない」
なにかしら「約束していたこと」「〇〇であるべきこと」を「なしにしてしまう人(もの)」といったイメージ。
このように、直訳の「取引を壊す人(もの)」と基本となる考え方は同じで、何かの「約束ごと」や「あらかじめ決めたこと」などを壊す人といった感じになります。
ここでの “deal” には「恋愛関係」「友人関係」といった人と人との関係性も『契約』という意味として解釈されます。
日本語だと恋人関係においては「契約」という感覚はないですが、婚姻関係が「契約」と解されるのと似たような感覚なんだと思います。
deal breaker の使い方
では “deal breaker” の使い方です。
“deal breaker” は deal と breaker の間に “-” を入れて、“deal-breaker” と表記してもOK。
That’s a deal breaker.
それは、呑み込めない条件だね。
Smoking in public is a deal-breaker for me.
公共の場でタバコを吸うのは私にとってはありえないな。
He cheated on me but he didn’t admit it. That’s a real deal breaker!
彼は浮気をしたのに事実を認めなかった。本当にありえないよね!
I love playing video games, so if my future girlfriend doesn’t like it, that would be a deal-breaker for me.
私はテレビゲームが大好きだから、もし将来の彼女が好きじゃないとお付き合いはできないな。
deal breaker の意味 まとめ
- deal breaker
「取引を壊す人」や「契約を台無しにする人」といった意味の他に、
「呑み込めない」
「見逃せない」
「ありえない」
“deal-breaker” と表記してもOK。
“deal” の意味
- 分配する,分ける,配る
- 処理する,扱う
- (商売上の)取引
“breaker” の意味
- 壊す人
- 破る人
- 破砕機