「ダンボール」って英語じゃ通じないの?
引っ越しをするときや、不用品を入れておくときに「ダンボール」を使うことがあると思います。
「ダンボール」または「段ボール」って名前、よくよく考えてみると何?どこから来た言葉なの?って感じしませんか?
カタカナだから外国語?英語で使えるの?と思うかもしれませんが、英語では通じません。
ということで今回は、「ダンボール」の英語表現と使い方についてお届けします。
「ダンボール」の言葉の由来についても紹介していますので、よかったら最後まで見ていってください。
「ダンボール」は英語で?
「ダンボール」の意味の英語は、
- cardboard
- corrugated board
このように表現します。
“cardboard” の発音
“corrugated borad” の発音
“cardboard” は聞いたことがあるかもしれませんが、 “corrugated board” はあまり馴染みがないですよね。
“corrugated board” のそれぞれの単語の意味はこんな感じ。
- corrugated:しわの寄った、波形の
- board:板、役員会、厚紙・ボール紙
“corrugate” は動詞で「しわを寄せる」という意味があり、そこから “ed” が付いた “corrugated” は形容詞として使われます。
“board” には「厚紙・ボール紙」という意味があるので、2つの単語を組み合わせると「段々にしわの寄ったボール紙 = ダンボール」というわけです。
日本語の「ダンボール(段ボール)」の言葉の由来は、ここからだったみたいですね。
ボール紙とは紙の素材です。
“cardboard” の “card” がなぜ付いているかは調べてもわかりませんでしたが、きっとカードのような形をした四角い厚紙だということを強調しているのかもしれません。
もちろん会話で “cardboard” や “corrugated board” は使われますが、他にも『用途+box』で何に使う箱なのかを表す言葉を使うこともよくあります。
(例)
引っ越しなどで使う場合は “moving box”
品物を送付する場合は “shipping box”
保管する場合は “storage box”
話の流れで明らかにわかる場合は、わざわざ『用途+box』ではなくシンプルに “box” と表現することもあります。
「ダンボール」の英語表現の使い方
では、「ダンボール」の意味で使う “cardboard” や “corrugated board” の使い方を例文で見ていきましょう。
I packed all my stuff in cardboard boxes.
私の荷物はすべて段ボール箱に詰めました。
There is a lot of cardboard piling up outside.
外にはたくさんの段ボールが積まれています。
The factory produces different sizes of corrugated board boxes.
この工場では様々なサイズの段ボール箱を生産しています。
A: When are you going to move to a new house?
A: 新居に引っ越しするのはいつなの?
B: Next Monday, but I’m still packing because I have a lot of items.
B: 来週の月曜日だけど、たくさんものがあるからまだ荷造り中なんだ。
A: Do you have enough boxes to put all of them though?
A: 全部を入れるだけの箱はあるの?
「ダンボール」の英語表現 まとめ
- cardboard
- corrugated board
- corrugated:しわの寄った、波形の
- board:板、役員会、厚紙・ボール紙
2つの単語を組み合わせると「段々にしわの寄ったボール紙 = ダンボール」となる。