「悪気はないんだけど、〜」みたいに、相手を傷つけないような枕詞(クッション言葉)を英語で言いたいな。
自分の発言によって、相手のことを傷つけたり悲しませたりしないよう、前置きをするときに「悪気はないんだけど、〜」と言ったりしますよね。
この「悪気はないんだけど、〜」という表現、いかにも日本語っぽい!と感じた人もいるかもしれませんが、こういった表現は英語には存在します。
ということで今回は、クッション言葉である「悪気はないんだけど、〜」の英語フレーズや使い方についてお届けします。
「悪気はないんだけど、〜」は英語で?
「悪気はないんだけど、〜」は英語で、
No offense but ~
このように表現します。
“No offense but ~” の発音
“No offense” は自分がこれから言おうとしていること、またはすでに言ったことに対して、「悪く取らないでね」や「悪く思わないでね」の意味があります。
相手にとって気分を悪くさせる、失礼だったかもしれないと感じるときに、決して相手を怒らせる、傷つけるつもりはない(なかった)というニュアンスを伝えたいときに使うイメージですね。
“offense” は日本語の「オフェンス」という言葉としても知られていますが、「攻撃」の他に「侮辱」や「感情を害すること」といった意味もあります。
つまり、 “No offese” なので「侮辱ではない」や「感情を害することではない」となるわけですね。
“No offense but ~” のように、 “but” をつけて「悪気はないんだけど、〜」や「気を悪くしないでもらいたいんだけど、〜」といった意味でよくネイティブは使います。
“but” のうしろには、基本的に「嫌なこと」や「ネガティブな内容」が入ります。
「悪気はないんだけど、〜」の英語表現の使い方
では、「悪気はないんだけど、〜」を意味する英語フレーズの使い方を例文で見ていきましょう。
No offense. I just don’t like your behavior.
悪気はないんだ。ただ君の態度が気に食わないだけ。
No offense. but don’t you think you’re a little bit overreacting?
悪く思わないでほしんだけど、ちょっと過剰反応しすぎじゃない?
No offense to Ken, but his English is hard to understand because of his pronunciation.
ケンには悪気はないんだけど、彼の英語は発音が悪くて聞き取りにくいんです。
A: What do you think about my hairstyle?
A: 私の髪型どう思う?
B: No offense but I liked the previous one you had before.
B: 悪く思わないでほしんだけど、前の方が好きだったな。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
「悪気はないんだけど、〜」の英語表現 まとめ
No offense but ~
“No offense” は自分がこれから言おうとしていること、またはすでに言ったことに対して、「悪く取らないでね」や「悪く思わないでね」の意味。
そこに “but” がつくことで、「悪気はないんだけど、〜」や「気を悪くしないでもらいたいんだけど、〜」といった感じで使われる。
“but” のうしろには、基本的に「嫌なこと」や「ネガティブな内容」