“sitting duck” ってどういう意味?
“sitting duck” という、なんとも可愛らしい英語表現があります。
意味は「座っているアヒル」なのですが、実は、これ以外にも別の意味があるんです!
その意味を知ったときに、僕の中で「おぉ、なるほど!だからか!」と思った記憶があります。
だからか!と思った理由については、本記事を読み進めていただければ、きっとわかるはず。
ということで、 “sitting duck” の意味や使い方をお届けします。
sitting duck の意味は?
この “sitting duck” は、
- 攻撃されやすい人・もの
- 騙されやすい人・もの
- 格好の的
- カモ
こんな意味があります。
“sitting duck” は「座っているカモ」という意味なので、このカモは隙がある状態、無防備な状態。つまり相手から攻撃を受けやすい状況にあります。
そこから転じて、「攻撃しやすい人 = 格好の的」といった意味があります。
また、カモという動物はとても騙されやすい動物らしく、鳥の模型をおとりに使うことで比較的簡単に捕獲ができるとのことから、「騙されやすい」という意味でも使われます。
「あいつは(いい)カモだ」のように日本語で使われるのは、騙されやすいカモの性質や、隙のある状態 “sitting duck” から由来してるのかもしれませんね。
sitting duck の使い方
では、 “sitting duck“ の使い方を例文で見ていきましょう。
We were like sitting ducks for pickpockets in the city.
街中ではスリの格好の餌食になっていた。
Your computer might be sitting ducks if you haven’t installed anti-virus software.
ウイルス対策ソフトをインストールしていないと、あなたのパソコンは攻撃されやすいかもしれません。
A: I don’t like playing tag.
A: 鬼ごっこするの好きじゃないわ。
B: I know. I always feel like a sitting duck because I’m not good at running.
B: だよね。走るのが苦手だから、いつも格好の標的にされている気がするよ。
sitting duck の英語表現 まとめ
- sitting duck
- 攻撃されやすい人
- 騙されやすい人
- 格好の的
- カモ
“sitting duck” は隙がある状態、無防備な状態。つまり相手から攻撃を受けやすい状況にあり、そこから転じて「攻撃しやすい人 = 格好の的」といった意味になる。