「注意を払う」や「注意を引く」は英語で何ていうかパッと出てこないなぁ。
ある人や物事について強く意識したり、人々の注意や関心を向けさせることを「注意を払う」や「注意を引く」と言います。
これらの英語表現は日常会話だけでなく、ビジネスの場面でも使われるので、知らない人は覚えておくと使える表現です。
意外かもしれませんが、「注意を払う」や「注意を引く」の「払う」や「引く」をそのまま英語に置き換えてしまっていいんです。
「注意を払う」の意味は?
「注意を払う」の意味で使える英語は、
pay attention
このように表現します。
“pay” は「払う」で、 “attention” は「注意」や「注目」の意味があります。
“pay” はどちらかというとお金を「払う」など、金銭に使われるイメージを持っている人も多くいますが、「注意を払う」ときにも使えるんです。
「払う = pay」で日本語のまま覚えてしまってOKです!
さらに、 pay” と “attention” の間に “more” や “close” を加えて、 “pay more attention” や “pay close attention”といった感じで使うこともあります。
Pay more attention.
もっと注意を払いなさい。
Nobody paid any attention to what I was doing.
誰も私のやっていたことに関心を持ってくれなかった。
A: …, Right? Don’t you think so?
A: 〜でしょ?そう思わない?
B: W…What? Oh, I’m sorry I wasn’t paying attention to what you were saying.
B: …え?あ、ごめん。何話してたか聞いてなかった。
「注意を引く」の意味は?
「注意を引く」の意味で使える英語は、
draw attention
このように表現します。
「注意を払う」が “pay attetion” だと知っている人でも、「注意を引く」の英語表現は知らないという場合があります。
ですが、「注意を引く」も同様にそのままです。
“draw” は「描く」で覚えている人も多いかもしれませんが、 “draw a line” で「一線を引く」という意味があり、「引く」の意味でも使われます。
「注意を引く」は注意や関心を向けさせる意味なので、「注目を集める」も “draw attetion” が使われます。
She always draws his attention by doing something.
彼女はいつも何かをして彼の注意を引きます。
A: Oh, do you know Ken? What’s he like?
A: ケンのこと知ってるの?どんな感じの人?
B: Well, he always drew everyone’s attention back in high school.
B: まぁ、彼は高校のときにみんなから注目をされてたね。
It seems like a new packaging of the product has drawn attention from customers.
この商品の新しいパッケージデザインがお客さんの注目を集めたようだ。
「注意を払う」や「注意を引く」の英語表現 まとめ
- pay attention
“pay” はどちらかというとお金を「払う」など、金銭に使われるイメージを持っている人も多くいるが、「注意を払う」ときにも使える。
- draw attention
“draw” は「描く」だが、 “draw a line” で「一線を引く」という意味があり、「引く」の意味でも使われる。
「注目を集める」も “draw attetion” が使われます。