“left and right” って「左と右」って意味じゃないの??
“left and right”
この英語を見たら、誰もが「左と右」という意味だと思うでしょう。
たしかに「左と右」という意味なのは間違いではありませんが、実はそれだけではない、別の意味もあるのを知っているでしょうか?
今回は「左と右」の意味だけではない “left and right” の意味と使い方についてお届けします。
left and right の意味は?
“left and right” は、
- あちこちで
- いたるところで
- そこら中
こんな意味があります。
“left and right“ の発音
“left and right” は文字通り「左と右」ですが、そこから派生して「左も右も = あちこちで、いたるところで」といった意味で使われます。
他にも、「そこら中」や「片っ端から」といった日本語訳としても見かけることがあります。
あたりを見回すときに「端から端」まで見ますよね。 “left and right” はそのイメージ。
ちなみに、似ている表現に “here and there” というのがあります。
“here and there” は日本語だと「あちこちで」と訳されることが多いため、 “left and right” の置き換え表現のように使われがち。
ですが、数としては「少ない」のときに使われるため、どちらかというと「所々で」や「点々と」といった意味合い、ニュアンスの方が近いです。
たとえば、 “There are vending machines here and there” は「所々に自動販売機がある」は、至るところに自暴販売機があるわけではなく、所々に、またはポツポツとあるようなイメージです。
left and right の使い方
では、 “left and right“ の使い方を例文で見ていきましょう。
My kid is making a mess left and right.
うちの子があちこちで散らかしまくってる。
A lot of cars were stuck left and right because of heavy snow.
大雪のため、多くの車があちこちで立ち往生していた。
When my girlfriend and I go out together, she buys a lot of things left and right.
彼女と2人で出かけると、彼女はたくさんのものを手当たりしだいに買っていく。
こんな他の表現はいかがでしょうか?↓
left and right の英語表現 まとめ
- あちこちで
- いたるところで
- そこら中
“left and right” は文字通り「左と右」。そこから派生して「左も右も = あちこちで、いたるところで」といった意味になる。
他にも、「そこら中」や「片っ端から」といった日本語訳でも使える。