“I couldn’t agree more.” ってどういう意味?
“I couldn’t agree more.”
ネイティブがよく使う英語フレーズなのですが、最初にこの表現を見たときに、
「(今までは賛成してきたけど)もうこれ以上賛成できない」という、意見に反対するような意味だと思っていました。
ただ、実際にはネガティブな意味はなく、ポジティブな意味として使われています。
一体、どういうことなのでしょう・・・?
ということで、 “I couldn’t agree more.” の意味と使い方についてお届けします。
I couldn’t agree more. の意味は?
“I couldn’t agree more.” は、
- 強く同感です
- 大賛成です
こんな意味があります。
“I couldn’t agree more.“ の発音
冒頭でも言ったように、 “I couldn’t agree more.” は「もうこれ以上賛成できない」が直訳の意味。
一見、 “couldn’t agree” だけ見ると「賛成できない」という意味に思えますが、 “more” は「もっと〜である」という意味があります。
そこに否定の “not” が入っていることから「もっと賛成することはできない」、要するに「大賛成」ということになるわけです。
「これ以上賛成できないぐらい、賛成である」というニュアンスですね。
このように、『見た目は否定形なのに、意味は肯定している』という表現は他にもあります。
たとえば、
- I couldn’t be better.(これ以上いい状態はあり得ない = 最高です)
- I couldn’t be happier.(これ以上幸せなのはあり得ない = 最高に幸せです)
- I couldn’t be worse.(これ以上悪い状態はあり得ない = 最高です)
英語のあいさつで “How are you today?” 「どう?元気?」と聞かれたときの返答して、 “Couldn’t be better!” 「最高だよ!」はよく使われるネイティブ表現です。
“I couldn’t agree more.” は、下記の英語フレーズに置き換えできます。
- I’m with you
- I totally agree with you.
- You can say that again.
いずれも置き換えは可能ですが、同意のレベル感からいったら “I couldn’t agree more.” に勝るものはないでしょう。それぐらい激しく同意するニュアンスがあります。
I couldn’t agree more. の使い方
では、 “I couldn’t agree more.“ の使い方を例文で見ていきましょう。
My friend told me that the girl is really gorgeous and I couldn’t agree more.
友達があの子はとてもキレイだと言ってたが、めっちゃ同感だ。
A: Wow, this is the best hamburger I’ve ever had!
A: うわぁ、今まで食べたハンバーグの中で一番おいしい!
B: I couldn’t agree more!
B: 間違いないな!
A: Maybe we should wrap it up and pick up where we left off first thing tomorrow.
A: そろそろ終わりにして、続きは明日の朝にでもしようか。
B: I couldn’t agree with you more! I’m beat and not able to concentrate on anything anymore.
B: 大賛成!もう疲れきって、これ以上はなんにも集中できないよ。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
I couldn’t agree more. の英語表現 まとめ
- 強く同感です
- 大賛成です
「これ以上賛成できない」という反対の意味ではなく、「これ以上賛成する余地がないぐらい、賛成である」というニュアンス。
- I’m with you
- I totally agree with you.
- You can say that again.