相手に同意をしたり、相槌するときに「そのとおり」や「それな」って英語でなんて言うんだろう?
相手の言ってることに同意や共感をしたり、相槌(あいづち)をするとき「だよね・そのとおり」などと言ったりしますよね。
会話の中では “Yes” や “No” 以外にも、相手への同意や共感をすることも多くあるので、英語でなんて言うか知っておくと便利な表現。
この表現は、日常会話でもビジネス会話でもどちらでも使えます。
ということで、今回は英語初心者の方にもすぐに使える「だよね・そのとおり・それな」の簡単英語フレーズをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
Right / That’s right
“Right” や “That’s right” は「だよね・そのとおり」を表す、一番と言っていいほど定番表現。
“Right” は方向の「右」や「権利」を意味する言葉ですが、「正しい」や「合っている」という意味もあり、そこから転じて「だよね・そのとおり」という意味で使われます。
ちなみに “Right” 単体で使うと、よりカジュアルでくだけたニュアンスがあります。
最近では「それな」という言葉が使われるようになりましたが、“Right” 単体は日本語の「それな」に近い表現と言えます。
“Right” の前に “That’s” や “You’re” などを付けても意味そのものの違いは特にありません。
A: Is that Horiemon, isn’t it!?
A: あれって、ホリエモンじゃない!?
B: Right! I’ve heard that he lives around here.
B: それな!このあたりに住んだことあるって聞いたことあるよ。
A: Do you know Big apple? It’s the most popular city in the United States.
A: ビッグアップルって知ってる?アメリカで一番人気の都市なんだけど。
B: Hmm…Oh! Is that New York? That’s what you’re talking about?
B: うーんと…あ!ニューヨークのこと!あなたが話しているのはそのこと?
A: That’s right!
A: そうです!
True / That’s true
“True” や “That’s true” も「だよね・そのとおり・それな」の意味の表現。
“True” は「真実」や「事実」という意味ですが、相手への同意や共感をするときの「だよね・そのとおり・それな」として使えるんですね。
また、さきほどの “Right” や “That’s right” とほぼ同じニュアンスなので、基本的には置き換え可能ですよ。
念のために、ちょっとしたニュアンスの違いは以下のとおり。
- right:その内容が正しいかどうか(正しいという”判断”)
- true:その内容が事実かどうか
もし、余裕がある人はこれらのニュアンスの違いを覚えておくといいでしょう。
A: The sun rises in the east and sets in the west.
A: 太陽は東から昇って西に沈む。
B: That’s true.
B: そのとおり。
A: Money is the most important thing in the world.
A: お金は世界でもっとも重要なことだ。
B: True. People need to make some money to live their lives.
B: たしかに。人々は生活をしていくためにお金を稼がないとならないからね。
Exactly
つぎは “Exactly“ です。
“Exactly“ は本来こんな意味があります。
- ちょうど
- ぴったり
- まさに
- 正確に
相手の言ったことに対して「まさにその通り」「的を射る」といった感じで “Exactly“ が「だよね・そのとおり・それな」の意味になります。
否定の “not” を “exactly” の前につけて “Not exactly” とすることで「そういうわけでもない」といった意味になります。
A: So, you’re saying that I should get this done by tomorrow night?
A: じゃあ、明日の夜までにこれを終わらせる必要があるってことですね?
B: Exactly.
B: そのとおり。
A: Did you break up with your boyfriend, then?
A: じゃあ、彼氏と別れたってこと?
B: Not exactly. We’re on a break now.
B: そういうわけでもないんだ。今は距離を置いてる。
Absolutely
“Absolutely” は副詞で、こんな意味があります。
- 完全に
- 確実に
- 絶対的に
- 間違いなく
この “Absolutely” には「100%完全に」といったニュアンスが含まれます。
なので、「だよね・そのとおり・それな」の意味で使うときは、ある程度ニュアンスを意識して使うといいでしょう。
この他に、誰かに許可を求められたり、聞かれたときに「もちろん!」と言いたいときに使えます。
A: Oh wow… The noodle is so chewy and the soup is really rich and flavorful. This ramen is the best!
A: はぁ、この麺はとてももっちりしてて、スープもコクがあって風味豊か。このラーメンは最高だ!
B: Absolutely!
B: その通りだね!
A: Could you give me a hand? I need help.
A: ちょっと手を貸してもらえますか?助けが必要なんです。
B: Absolutely!
B: もちろん!
Definitely
“Definitely” にはこんな意味があります。
- 明確に
- はっきりと
- 確かに
- 絶対に
- 断じて〜ない
この “Definitely” には「疑いようもなく」といったニュアンスが含まれます。
さきほどの “Absolutely” とほぼ同じ意味として使えるので、置き換えて使うことが可能。「もちろん!」と言いたいときにも同様に使えます。
A: Did I make her cry?
A: 私が彼女を泣かせたのかな?
B: Definitely. So, you should apologize to her.
B: そういうこと。だから謝ったほうがいいよ。
A: You’re saying you don’t trust me then?
A: じゃあ、あなたは私を信じないってわけ?
B: No, definitely not.
B: ああ、絶対にね。
初心者向け「だよね・それな」など表す英語表現5つ まとめ
- Right / That’s right
“Right” は方向の「右」や「権利」ほかに、「正しい」や「合っている」という意味もある。そこから転じて「だよね・そのとおり・それな」の意味で使われる。
“Right” 単体で使うと、よりカジュアルでくだけたニュアンスになり、日本語の「それな」に近い表現といえる。
- True / That’s true
“True” は「真実」や「事実」という意味から、相手への同意や共感をするときの「だよね・そのとおり・それな」として使える。
“Right” や “That’s right” とほぼ同じニュアンスなので、基本的には置き換え可能。
- right:その内容が正しいかどうか(正しいという”判断”)
- true:その内容が事実かどうか
- Exactly
- ちょうど
- ぴったり
- まさに
- 正確に
「まさにその通り」「的を射る」といった感じで “Exactly” が「だよね・そのとおり・それな」の意味になる。
- Absolutely
- 完全に
- 確実に
- 絶対的に
- 間違いなく
“Absolutely” には「100%完全に」といったニュアンスが含まれる。
「もちろん!」という意味でも使える。
- Definitely
- 明確に
- はっきりと
- 確かに
- 絶対に
- 断じて〜ない
“Definitely” には「疑いようもなく」といったニュアンスが含まれる。
“Absolutely” とほぼ同じ意味として使えるため、置き換えて使うことが可能。「もちろん!」と言いたいときにも同様に使える。